私たちのお祭りですっ
雪解け祭を盛り上げるためにできることはなにかっ。
それをみんなでかんがえることにしてみました
金曜日
今日も図書室へ集まる。
昨日の話のつづきだ。
「やはり盛り上げるといっても難しいですね…何かあればいいのですが。」
凛菜ちゃん…。
「さくらをやるしかないですわ」
かなちゃん…
「わたしは萌ちゃんと一緒ならいいよ♡」
小鳥遊先輩…
「あっ。そうそう、わたしのこと杏果でいいからねっ!先輩呼びされるのなんか恥ずかしくて」
小鳥…杏果ちゃんはそういった
「じゃ、じゃあ、杏果ちゃん?」
少しムスッとする杏果。
「え、えと、杏…ちゃん?」
ぱああっ!
花が咲くような笑顔になる杏果。
「えと、じゃあ杏ちゃんでいくね?よろしくねきょうちゃんっ」
裕佳梨は杏果に話した。
つづけて他のメンバーも呼びかける。
「杏…ちゃん…杏…さん。杏果…さん」
凛菜ちゃんは頑張って見たけどダメだった。
「うぅー…やはり恥ずかしすぎです。名前はさんでいかせてもらいますっ!」
凛菜ちゃんはいつも通りだ。
かなちゃんはどうかというと
「ええでは。わたくしも杏ちゃんでいきますわっ。よろしくお願い申し上げますわ。杏ちゃん」
意外とすぐによべていた。
「うんっ。よろしくね!あ、わたしも呼びかける時にニックネームでいくね。」
すごく楽しそうだ。
やっぱ奉仕部のようにみんなで話すのは好きなんだろうな。
「ふふっ。えーと裕佳梨ちゃんはー…ゆーちゃん♡ 凛菜ちゃんは凛ちゃん♡ 奏多ちゃんはかなちゃん♡」
なんかすごい良い笑顔でした。
「で、どうしましょうか。」
杏果の話が終わったのを確認すると話を戻す凛菜ちゃん。
「あれから1日考えて見たけど盛り上げる必要あるのかな?」
えっ?
みんなは驚きモカ姉の方を見る。
モカ姉は驚いた様子も見せずそのまま続ける。
「いやだってね?お祭りって盛り上げるものではないでしょ?みんなが楽しんで知らないうちに盛り上がっているものだと思うのっ。だからね、無理に盛り上げなくてもいいと思うんだ。私たちは私たちで楽しめばいいんだと思うよー?」
そっか。私たち。盛り上げることにばかり頭がいってたけど、本来はお祭りを楽しむことが重要だよねっ。
だったらお祭り楽しまなくちゃ。
でもいいのかな?
私たちで楽しんで。
「でもいいのかな。私たちで楽しんじゃって…」
裕佳梨は不安そうに口に出していた。
「いいんじゃないですか?私たちは楽しみたいですよ?」
不安そうな声色だったのでかどうかはわからないけど、凛菜は裕佳梨を元気付けた。
他のみんなも楽しもうっ!といってくれる。
「うん、お祭りを盛り上げるっていうのは私たちの仕事じゃないねっ!大人の人にまかせようっ!それでいんだもんね?だって私たちはお祭りの主役じゃないもんっ。お祭りを楽しむ側だもんっ!だから、私たちは…、私たちはっ!ぼらんてぃあぶっ♪としてこのお祭りを楽しみます!!!」
そうして雪解け祭ははじまってゆくのだった。
雪解け祭編です




