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現実から始まる異世界転生  作者: たまがわ むさこ
続・現実から始まる異世界転生
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聖剣から始まる異世界転生(2)

おはようございます!

朝ドラです。


初心に帰って始まりの街に来てみました。

筋肉痛で腕が上がらないのはもちろん秘密です。


街に着いてすぐ、生意気な魔女っ子と口喧嘩になったと思ったら、いきなり呪文でぶっ飛ばされました。聖剣は魔法も切れるみたいだけどあれは無理だわ。清楚な女神さんが生き返してくれなければ、僕の物語は終わっていたよ。おっ、筋肉痛まで治っているのか?


「こいつが迷惑をかけてごめんな?」

連れの男があやまってくれた。いいヤツみたいだけどカスマと呼ばれているのがちょっと気になる。


気を取り直して冒険者ギルドに入ったら、今度は何故か決闘をすることになった。お約束の初心者イビリかもしれないけれど、聖剣のサビになっても知らないよ?


ところがドッコイ!


僕の聖剣は相手に当たるどころかカスリもしなかった。空振りに疲れてまたまた僕の腕が上がらなくなる頃、頭にコツンとやられたと思ったら意識が飛んでいた。


挿絵(By みてみん)


目が覚めたときには聖剣が無くなっていた。そういえば万が一負けたら聖剣を、なんて言った覚えがある。第二の人生もここで終わりかぁ。


なんて思っていたのだが、なんとカスマが聖剣を取り返してきてくれた。名前に似合わずホントに良いやつだ。


次の日は間借りしている厩で寝ている間に聖剣を盗まれていた。思わず現実逃避して二度寝をしているとまたカスマが訪ねて来た。


何故か聖職者らしき仲間を引き摺っている。見た目は綺麗だけれど残念な空気が漂っているのは気のせいか?


「他の女神の神器なんて・・・・」

「うちのバカがすみませんっ!」


直感は当たっていたらしい。

この世界にも危ない宗教があるようだ。


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