第7話 ~藍色の闘志~
この参加者共は、イカれている。
なぜ、殺し合う?
逃げる方法を、なぜ考えない?
目の前の人間が死んでいるのに、死んだという事実を認識するだけなのか?
次は自分かもしれないと、なぜ分からない?
死ぬのが怖くないのか?
誰かに殺されるのも?
生き残った数人に、何が残る?
数人の死の上に立ってまで、生きたいのか?
全員が生き残ることなんざ、考えないってか?
自分だけが助かれば、それで良いのか?
ネット繋がりの友情は、絆は、この程度のものか?
...反吐が出る。
この有象無象のゴミ共に。
目の前のことしか考えられない、烏合の衆に。
自分一人じゃ、当然脱出なんてできない。
じゃあ、この有象無象が、この烏合の衆が生き残るより、私が生き残ったほうが良い。
勝つのは、私達だ。
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Roria「嘘だね。私、共有者だよ。」
しょぴ「うん、Roriaは私の相方。」
なるほど。絶滅勇者は偽者。....つまり人狼陣営か。今日は絶滅勇者吊りになりそうだ。
雪凪「FOしないの?」
しょぴ「いや、FOはしない方針。」
めろ「これ、SCが真ってこと?良くわかんないや。回避した方が良い?」
しょぴ「うーん、回避しなくていいよ。猫踏み期待してるから。」
雪凪「?猫又は死んだんじゃなかったっけ?ああ、絶滅勇者が破綻してるから、猫又は生き残ってるのか。でも、今の占い師目線ってどっちも破綻してるようなもんだよね。ロラするの?」
しょぴ「いや、ロラしない。どっちが真でもあり得る要素を見つけてる。」
めろ「そうなんだ。」
絶滅勇者「おいおい、俺吊りはしゃべーよ。俺、黒猫だから。」
Roria「はいはい、今日は絶滅勇者吊りだから。それと、めろ、eggchan、よこよ、ア6にお願いがあるんだけど。」
よこよ「何?」
Roria「この4人の誰かが、投票をズラしてると思うんだ。ペルニ世吊りの時。」
eggchan「それはなぜですか?」
Roria「単純な話、人外-人外で隣同士だったら、不正しても告発しない可能性がある。それと、しょぴが1席飛ばしのア6をあんまり見てなかったって言うから。」
eggchan「なるほど。それでお願いとは?」
Roria「投票を待ってほしい。他の全員が押すまで。それで、押した皆で見よう。誰が誰を見る、とかは決めない。そっちの方が見つけやすいと思うから。」
eggchan「ふむ。私は呑めますよ。他の方々は?」
めろ「良いよー。」
よこよ「良いよ。」
ア6「おん、良いぞ。」
全員が呑んだ。まあ、あの時に投票ズラしたのは私なんだけど。なんで投票をズラされる事を警戒しているんだろう。RPPでもあるまいし。何かするのかな。まあ、何だって良いんだけど。
めろ「うーん。今の状況って、もしかして瑛莉が村騙りしてるのかなーって思うけど、それってする意味無いよね。何か隠されてると思うんだけど。」
ア6「何も無いな。お前が人狼。それだけ。」
めろ「でも、ア6目線でもグレの数は1人足りてないよね?それはどう説明するの?」
ア6「それは、電波が黒猫で自殺したからだな。それで人外のSCが道連れされた。ペグ道連れ失敗だ。」
めろ「へー、じゃあ占い師は、呪殺しても呪殺したなんて教えて貰えないんだ。無理があるとは思わない?」
ア6「ああ、教えて貰えない。つくづく村人陣営に不利なゲームでな。」
eggchan「村人陣営に不利なゲームという観点から見れば一貫性がありそうですが、黒猫電波はなぜペグ道連れをするんですか?このように人外道連れの可能性があるぐらいなら、妖狐が呪殺されてからやった方が良いに決まってるじゃないですか。」
ア6「知らねえよ、俺に聞くな。俺に電波の考えは分からん。」
めろ「分からない、じゃダメでしょ。私は、電波がペグ道連れ、あるいは真抜き道連れ成功でSCが真占い。これだと思う。」
ア6「それも同じだろ、なんで電波はペグ道連れするんだよ、真抜き道連れできるんだよ、俺とお前とで状況は同じなんだよ。」
eggchan「でも、真抜き道連れは真が分かるトリックさえ分かれば納得できる話ではありますが、ペグ道連れに関してはするメリットが無いという前提からの否定になっています。であるなら、めろの言い分のほうが納得できるのでは?」
ア6「知らねえよ。そもそも、真が分かった上で敢えて人外の方を道連れにしたパターンもあるだろ。」
よこよ「そんなのある?」
雪凪「こうやって議論して、真占いで吊り縄を稼げたりするのはメリットなのかもしれないけど、初日からこうなるだとか分からないし、無いと思うなー。」
ア6「それこそ、俺達が分かってないトリックがあるんだろ。もう何かが起こってる事実は分かってるんだ。常識なんざ通用しないんだぞ。」
雪凪「うーん...そんな事言ったら水掛け論じゃない?」
ア6「そうかもな。ただ、電波のトリック、あるいは別の誰かが仕掛けてるトリックの検討が付かない以上、そうなるしか無いんだ。俺に言わないでくれ。」
???「ただいまより投票時間となります。」
目の前に円形に並ぶボタンが出てくる。そろそろ、赤で塗り潰されたボタンのほうが多くなってきた。ゲームの終わりを感じる。私は投票を待てと言われているので、他の人の投票を待つ。
風街通り「投票、したぞ。」
絶滅勇者がボタンを押すのを見た。共有者が声を上げる。
しょぴ「まず、めろさんはア6に投票して。」
1人ずつやるのか。めろが、ア6の席の方へ向くボタンを押すのを全員で見届ける。
しょぴ「他三人、めろに投票して。」
ア6「あいよ。」
よこよ「え...うん。」
eggchan「はい。投票しました。」
...これはやられたな。まあ、私は指示を待たずに投票してたんだけど。絶滅勇者にね。続々と参加者がボタンを押す。いずれ全員が投票を終えた。
???「全員の投票を受け付けました。内訳を公開します。最多得票者は...」
???「絶滅勇者さんと、めろさん。得票数は3票でした。その他の得票者はア6さん、1票です。」
...やられた。投票は変えた。だが、共有者もそれに合わせてきたのだ。
照明が消える。私の首元に縄がかかる。咄嗟に、言葉を発する。
「...後は任せました。」
~第7話、終~




