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【おまけ】悲痛な叫び

 

 僕は佐々木 勇士(ささき ゆうじ)。新高校一年生。今日は高校の入学式で、今は校内を散歩中です。


「わぁ……やっぱり校舎も綺麗だなぁ、名門は」


 そう、僕は中学生活を受験に注ぎ込み、やっとの思いでこの名門・桜ヶ丘高等学校に入学したのです!

 学園祭やオープンスクールで幾度となく見た光景、これから三年間をここで過ごすなんて、まるで夢のようです。


『…………ぁぁ』


 ん? 今なにか聞こえたような……


『ぎゃあああああああああああああああ』


「う、うわあああ!!!」


 何!? この事件性のある悲鳴! 今日は休校のはず……入学式も終了してから大分経っているから、こんな時間に残っているのなんて僕みたいな物好きくらいしか──


『ぎゃあああああああああ♡♡♡』

『ギャアアアアアアアアア!!!』


 しかも複数……!?


 聞いたことがあります……確か桜ヶ丘高等学校の入学式では、受験に失敗しここに入学出来なかった人達の生霊が集まってくるという噂……!


 ということは、これは第一志望落ち受験生の生霊の悲痛な叫び……!


「ひ、ひぃやあああああああ助けてええええ!!!!!」




「あれ? チカ、今何か聞こえたような……」


「気のせいだよー、ほら続き続き♡」


 入学後、暫くはこの噂で校内は持ち切りになった。


改めて100ptありがとうございます。

数字が全てでは決してありませんが、それでもこの達成は、皆様がどこの馬の骨とも分からんこんな作品をお読み下さった証であり、これより嬉しいことなど他にありません。

これからもどうか末永く、天(又はあられ)、チカ達をよろしくお願い致します。

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[一言] 普通に学校の怪談
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