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Golden strange treasure DX!  作者: 黒黄 赤白青
4/10

第4話、地獄と天国。

いよいよ話が色っぽい方向に向かいだしました。

先輩達とのやり取りも、なにやら気になる、嵐の予感。

本格的な、学生活動が始まった。

堀田健一は、午前中は一般座学を受講。午後からは、柔道の練習に専念、汗を流す日々が始まった。

例の遠藤真美率いる、匂行動心理学研究会には、一応毎日顔を出している。研究会でどんな活動をしているかと言えば、大学の裏手にある山林に入っては、木や草等を採集したり、大学の敷地内にある、温室にやって来ては、割り当てられた一画に植えられた植物の観察するのが、当面の活動だそうだ。

健一にとっては、遠藤真美や他のメンバー達と一緒に行こう居ること事態が楽しくて、仕様がなかった。

そんなある日、道場で汗を流していると、遠藤真美が直接道場にやって来た。

健一くん、ちょっといいかしら?

汗臭い地獄の様な道場が、一瞬お花畑の様な楽園に変わった。

あ、はいっ!後十分で練習終了ですので。

そう言い終わらない内に、道場内がザワつき出した。

じゃあ、研究室で待ってるから。あっ、其のままの格好で来てね。

真美の言葉が、ピンク色の霞のように、道場内の隅々に広がる。

先輩達は変にニヤ付いた顔で、遠藤真美を見ている。

健一の同期生は、腰を引いたような体勢で、やはり真美を見ている。

真美はニコリと会釈して、道場を後にした。

暫く不気味な沈黙の後に、

堀田あぁぁぁっ!

と、怒りと嫉妬が、ごちゃ混ぜになった怒号がぶつかってきた。

先輩達、特に四回生の主将、佐竹一成が凄まじい形相で掴み掛かってきた。

貴様!神聖な道場に、女性を呼びつけるとは、何事か!。

そう言うと、道場の外に健一を引っ張って行って、更に裏手の用具倉庫に連れていった。

すると、今までひきつったブルドック見たいな形相が、一気に緩んで、茹でた蟹より赤くなり、小声で囁き出した。

さっきの遠藤真美だろ?ナニ知りあい?どう言う関係?

入学式の後で知り合って、彼女が主催する研究会に入る事になった云々。

事のあらましを、交い摘まんで主将の佐竹に話した。

佐竹は更に顔を赤くして、

彼女に紹介してもらえんか?

と、言ってきた。

健一は、断りたかったが、別に彼女でもないし、まぁ紹介するだけならと、了解して、その場を切り上げた。

健一は道着のまま、研究室のドアを開けた。

研究室の中には、白衣を着た遠藤真美以下六人のG-7sのメンバーが待ち構えていた。

遠藤真美がニコリと微笑み、

こっちに来て、その道着を脱いで、このジャージに着替えてくれる?

と、沢山のケーブルが付いた、奇妙なジャージを手渡された。

研究室の奥に、パーテーションで区切られた、更衣室が設えてあった。

ジャージに着替えて出て行くと、

此のエアバイクを、30分漕いでね!

そう言って、健一をバイクに乗るように促した。

健一がバイクに跨がると、G-7sのメンバー達が、ジャージのケーブルを手際よくいろいろな機械に接続する。

健一がバイクを漕ぎ出すと、途端に汗が吹き出してきた。

すると遠藤真美や、他のメンバー達が健一の汗を、ガーゼで丹念に拭き取ってくれる。

5分置きくらいに、水分補給でチューブに入ったスポーツドリンクを飲ませてくれる。

七人の美女に囲まれて、しかも身体中ガーゼ越しとは言え、ピタピタと触られまくり、しかもエアバイクを降りると、疲労を残さないようにと、パウダーマッサージを施してくれる。

健一は、天国の絶頂を味わっていた。

その前まで、汗臭い道場で野郎相手に

組づ解れづしていたから、なおさらであった。

想像しただけで、股間が熱くなります。あまり詳しくは書きませんが、健一君の股間は、爆発寸前じゃ無いでしょうか?

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