74 犯人
どうも、3の倍数です!
次の投稿予定日は10月21日の月曜日です!
それではまた
「ふぅ……とりあえず後は痕跡を消せば解決ね」
「あれ?蛾の魔物を研究してたお姉さんじゃん。こんなとこまでどうしたの?」
リウス達が張り込んできた研究所に蛾の魔物を研究していた女性が来た。
「あ、商人の子よね?びっくりさせないでよ……ただ私はここの掃除を頼まれてきただけ。
ゴーレムを研究していた人はゴーレムが逃げ出して落ち込んでたから代わりに私が掃除することになったの」
「ふーんなるほど。リウス、これで演技終了でいいよね?」
「へ?」
女性は驚いて素っ頓狂な声を上げてしまった。
「はい!大丈夫です!それではここでゲストの登場です!」
「おい!お前何やってるんだ!掃除なんて頼んだ覚えはないぞ!」
出てきたのはゴーレムを研究していた男だ。
「え……なんで……」
「商人たちに言われて来たんだよ。一応俺も原因は知りたかったからな」
「そういう訳だよ。そろそろ年貢の納め時だよ。アイスプリズン!」
カペラが氷魔法で檻を作り女性を閉じ込めた。
しかし……
「こんなこともあるだろうと思ってね。頼もしい味方を持ってきたのよ」
そういうと女性は持っていたゲージを壊した。
『グワピィー!』
中から出てきたのはあの蛾の魔物だ。
「今回の蛾は一味違うわよ。なんせゴーレムの細胞修復機能を取り入れたんだもん」
そうして蛾の魔物たちは氷の檻を噛み砕き始めた
「カペラさん、これヤバいですよね」
「ちょっとヤバいね。リウス、どうする?」
「そもそもゴーレム討伐の時の爆発作戦が使えませんからね……
植物魔法に爆薬を練りこんでそれを相手の体内に入れられれば行けるかもしれませんけど……」
「爆発の被害が大変なことになると。けどそれに賭けるしかなさそうだよ」
「ですね!」
『グワピィー!』
蛾の魔物がカペラが作った氷の檻を噛み砕き、脱出した。
「リウス、今!」
「わかりました!」
そうしてリウスは爆薬を練りこんだ木を生やした。
「みんな、やっちゃって!」
『グワピィー!』
蛾の魔物が一斉に襲い掛かってきた。
「カペラさん、今です!」
「了解!ウォーターフォール!」
リウスが合図すると、カペラは滝のような水を一気に蛾の魔物にかけた。
「馬鹿、そんなのが私の蛾に効くわけが……」
ダメージは無かったのだが、蛾の魔物がの動きが急に遅くなった。
「狙いどおり!リウス、やっちゃって!」
「はい!」
そうしてリウスは蛾の魔物の体内に爆薬を入れて炎魔法を撃った。
『ドガガガガガガガガ』
蛾の魔物は内側から爆発し、木端微塵になった。
「ふう、本当にこの町はどうなっているんですかね……」
「あれ?あの蛾を研究してたお姉さんは?」
「多分大丈夫でしょう」
「ん?どういうこと?」
「ふう……何とか逃げ切れた……」
次の瞬間、蛾を研究していた女性に縄がかかった。
「よし、確保ね!」
「以外に余裕だったけど……」
しかし……
「ふざけんじゃないよ!」
そう言って女性は剣を取り出した。
「え?ちょっとバラン!何とかしてよ!」
「無茶言うなよ。無理に決まってるだろ」
そこに……
「二人とも後は任せろ!」
ギウスが来た。
「あ、ギウスさんお願い!」
「任せたわよ!」
「おう!」
そこで……
「隙だらけね!」
話している隙を見て女性が斬りかかってきた。
『ガキン』
「随分舐めてくれるじゃねえか。ちょっくら遊んでやるよ」
「三人ともお待たせしまし……ってえ?」
「バランさん、これどういう事?」
「ギウスさんが遊んだ結果なんだけど……」
あの女性の剣がボロボロになって倒れていたのだ。
「ふう、お、二人とも来たのか!それじゃあ宿に戻るぞ!」
「「「「お、おー!」」」」
そうして五人は宿に戻った。
翌日、
蛾を研究していた女性は、王都の犯罪者制圧部隊に引き取られていった。
そうしてリウス達は町を出ることとなった。
「皆さんありがとうございました!」
「いえいえ、こちらこそ街の復興まで手伝ってくれてありがとう。また寄れる時に寄ってくれ」
「はい!それではみなさん、さようなら!」
そうして研究街での商売は終了した。




