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どうも、3の倍数です!
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それではまた
「そうと決まれば早速商人ギルドに行きましょう!」
「だな!」
「いや、ちょっと待って」
乗り気な二人をカペラが止めた。
「どうしたんですか?」
「多分しばらく家には帰ってこれないんだよね。だから村の人たちとかにお別れとか言わなきゃいけないし、
それに準備も必要でしょ?着替えとか他にも荷物いるじゃん」
「確かにそうだな」
「それじゃあ一度家に帰って荷物の支度をしてからここに集合しましょう!」
「おう!」 「うん!」
「お母さんお父さんただいま!」
「……お帰りなさい」
「……お帰り」
何やらお母さんとお父さんの様子が変だ。
「二人ともどうしたんですか?」
リウスは癖で親の前でも敬語だ。
「今母さんと話していてな……」
「商人なんてやめておいた方がいいと思うの」
「え?なんで?」
親は商人になることを快諾してくれるとリウスは思っていたのだ。
「そりゃさ、お前もさっき自分で行ってじゃないか」
「商人ギルドが差別を受けているって話、あんなの商人たちが働かないのが悪いのよ」
親は商人になるのに反対のようだ。
「はっきり言って、お前には商人になって欲しくない」
「考え直して」
完璧にリウスを別の道に進ませようとしている。
「いや……でも自分の決めた道なのでこの道を進みます!」
「そうか、なら好きにやれ!」
「ちょっと父さん!」
「ありがとうございます!」
リウスはすぐに支度をして家を出た。
「行ってきます!」
そう言い残して。
「お待たせしました!」
「いいよ、そんな待って無いし。それより……」
「何かあったんですか?」
「俺の家もカペラの家も言われたんだけど……」
「親が商人やめろって」
どこの家も商人になることは反対らしい。
「……それで何て返したんですか?」
リウスは不安だった。
ここでギウスとカペラの気が変わり一緒に旅できなくなることだ。
「何てって、リウスに付いていくよ」
「当然だろ」
「……え?」
リウス中で少しの驚きと沢山の喜びの感情が溢れ出す。
「もしかして私達が一緒に行かないとでも思った?」
「そんなあっさり商人になることをやめるほどの覚悟はしてないぞ!」
その時、
「…………っ……!」
リウスが泣き出してしまった。
「ちょっとリウス大丈夫!?」
「何か悪いこと言ったか!?」
「違います……違うんです……一緒に旅できるのが嬉しいんです……」
リウスはとても幸せそうな顔だった。




