28 学級対抗戦闘能力向上大会6
『カチッ』
三人が要塞を進んでいたら、
おそらく床に仕込まれていたであろうスイッチが作動した。
「やべっ、なんかスイッチふんじゃったぞ」
「え!?やばいじゃないですか!」
「二人とも落ち着いて、ここにある罠は初等学園生でも突破できるようになってるんだよ?
大して強い罠は出てこな……」
『ヒュン』
「「「……」」」
三人の動きが一気に止まった。
高速で弓矢がギウスの横をかすめて行ったのだ。
「……これやばくないか?」
「……これはちょっと想定外かも」
「これは武器も構えてより警戒していきましょう……」
そうして歩き出した直後に
『カチッ』
またスイッチを踏んでしまった。
「今度は何が来るんだ!?」
「リウス、魔法の準備しておくよ!
ギウスも剣を構えといて!」
「はい!」
「おう!」
すると……
『ゴロゴロゴロゴロ』
今度は大きい岩が転がってきた。
「任せろ!」
ギウスはそう言って岩の前に立った。
「秘技、砂粉斬り!」
ギウスはそう言うと剣を数回振った。
ように見えたが。
『サラサラサラ』
岩が砂のようになってしまった。
「さっすがギウス!
やるねぇ」
「そうか?」
「そうですよ!
あの岩をあそこまで粉々にするなんて人間業じゃないですよ!
ところであの技名は……」
「ああ、なんかリウスの相手見てたらなんか
技名付けたくなってみたから付けてみた!」
「なんか技名叫ぶとなんかかっこいいですね!」
「私も次やってみよ
とりあえず進むよ」
しばらく先に進むと闘技場のような場所に出た。
「なんでしょうか……ここ」
「闘技場……みたいだけど」
「ならなんか敵が出てくるのか、
どんな敵が来ようと俺が斬ってやるぜ!」
そんな感じに話していると急に入ってきた通路が塞がれた。
「え!?やばくね!?」
「もしかしてこれ閉じ込められた感じですか!?」
「多分、出てくる敵を倒せば出れるんじゃないかな……」
と言い終わった直後
【侵入者ヲ発見。排除シマス。】
近くにあった大きな岩からそんな声がした。
と思えば
『ガシャンカチャガチャ』
岩が急に変形して巨大な人形のようになった。
「あれって……ゴーレム?」
「本で読んだことがあります!
中にあるコアを破壊しなきゃ倒せないらしいですよ!」
「とりあえず斬りまくればいいんだな!」
そして三人とゴーレムの戦いが始まった。




