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異世界転移というけれど…  作者: 橘吟香
第一章
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1-21

 異世界に来てから七日目。

「雨かぁ。今日は外に行くの、止めておいた方がいいですね」

「…そうさのぅ…森の天気も、移ろいやすい…慣れぬ主には、危なかろう…」

「じゃあ…竜賢さんに寄りかかって【空間収納】の整理でもしておこうかな」

「…構わぬよ……急いても、良いことはないしの…」

「――…竜賢さん」

「……なんぞ?」

「眠いなら、寝ていて良いですよ?」

「――…そうするかのぅ…」


 ――…毛布があったら、かけてあげられるんだけどなぁ。



「…前から思うておったのだが…主のソレは、どのように動くのだ?」

「ソレ、とは?」

「ほれ、主が寝床に使こうておる…」

「あぁ、車のことですか。エンジンを掛ければ動きますよ」

「この洞内でも、か?」

「広さは十分あるから動かせるけど…」

「なんぞ、問題でもあるのかの?」

「……排ガスが、竜賢さんの体に悪いです」

「"はいがす"、とは何ぞ?」

「身体に悪い――…毒です。だから、ダメです」

「……ダメかのぅ…」

「…ダメです」

「――…ダメ、かのぅ…」

「~~~っ!もぅ!しょうがないなぁ!」


 竜賢さんから離れた所を車でくるくると走り回ったら、

「鼠のように動くのぅ…」

 って、言われた。

 せめて、小回りが利くって言って!!



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