表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
棒人間の世界  作者: ゴラク
4/8

十人抜き 一人目

 ここは、何も無い、真っ白な世界。あるのは、黒い棒一本だけ。

 ・・・・・・ここは、何処だ?俺は、何時から此所にいる?左右を見渡してみるが、何も無い。しばらくうろうろしてみる。

 ・・・何も無いな・・・。

 俺は、自分の体をみてみた。

 細い体に、丸い頭。そうとしか表現できない。まるで子供の落書きだった。

 俺は、体を動かしてみた。跳んだり走ったり、転がってみたり。

 問題なく動く。そうやって体の具合の確認をしていた。

 そのときだった。俺の頭上に、黒い文字が書かれたのは。

 そこには、こう書いてあった。

【十人抜き】

 あぁ、そうか。俺は、ここで闘えばいいのか。

 体を低く保ち、ファイティングポーズをとったとき、目の前に黒い棒人間(以下黒棒)が現れた。何の前触れもなく、突然に。

 黒棒は、俺と目があった途端に、殴りかかってきた。

 一直線に繰り出される、単調な突き。

 俺は、拳があたる直前、ほんの少しだけ身をそらした。

 それだけで、避けるには十分だった。

 パンチが外れ、バランスを崩している黒棒の頭に、全力で肘を入れた。

 ゴキッ!!!

 それだけで、黒棒は動かなくなった。

 数秒後、黒棒の体は弾けとび、頭上に【一】と浮かび上がった。

 残り九人、このペースでいけば直ぐにカタがつきそうだ。

 そう思いながら、俺は走りだした。 

 今回は棒人間の視点で書いてみました。この十人抜きは、もうしばらく続きます。

 なんか短かったので、次はもっと長いお話にしようかな、なんて思っています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ