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隠しスキルを手に入れた俺のうぬ惚れ人生  作者: うらたま
第4章《それぞれの戦い》
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5話「死神とウサギ」

今日も平和な1日だった

それはもしかしたら、目の届かないどこか遠くでソフィアが暴れているという事なのかもしれないが


「ドルヴィン、今日はどうする?」

数日前、俺たちは上位種の多くいる自然ダンジョンを見つけたのだ


「まぁ、あそこで狩るのが良いだろうな」

ドルヴィンも同意見だ


通常ダンジョンとは違い、洞窟などに魔物が住み着いたものを冒険者達は自然ダンジョンと呼んでいた


今回見つけたのはリヴァイアサンが顔を出した海から南東に数km、魔素が濃いせいか現れる魔物も上位種が多い


当然知られていないわけではないのだが、知れば自信のある冒険者が無下に命を落とすだろうという事で、あえて公開はしていないのだそうだ


ただ対策なのか、入り口には『死神がいます』と書かれている

聞いたらそんな種は無いとのことで、危険箇所にはそうやって注意喚起がなされているそうだ


ここ数日はそこで上位種をメインに狩りを行なっていた


先日は6階層までやってきている(ただの洞窟なのだが、なんとなく階層別に魔物が分かれているようなのだ)

深く深く続いているこのダンジョンは、どこまでも続くのかと思われるほどに長かった


まぁおかげで新しいアイテムも手に入っているのだが

スキルの書も新たに2つ手に入れた

4つになったら全員に一個づつ配ろうと思って黙っているのだが


それより面白いのがドルヴィン

つい先日このダンジョンで兎族を倒していたらシリーズ装備が揃っていたのだ

まぁ、最後に戦った玉兎(たまうさぎ)がまた強くて


「くそっ、攻撃が通らんぞ!」

ドルヴィンはひたすら武器を振り回していたな


ただの玉兎だと思ったのだけど、どうも変異種と呼ばれる魔物で

上位種でも特別な存在だそうだ、強力な魔法を使う上に物理防御も完壁すぎるほど高い

こちらの攻撃はことごとく弾かれていった


まぁそれでもミドの矢の前にはなす術なしといった感じだったが

その魔物が落としたのが【うさ耳】

兎シリーズの最期の一個だった


[うさ耳®️:防御力5、兎5/5]


俺がその事をミドやローズに言ったもんだからさ、二人が無理やり着させて擬態化させてたんだよ


出来上がったのが超巨大アンゴラウサギ

もう笑いを堪えるのに必死

流石に戦闘向きじゃないだろうと思ってたんだけど、見た目と性能は全く別で


素早く動けるし高く跳ぶし、牙の威力は多分ルティを上回り

魔物の攻撃は長毛に阻まれノーダメージ!

魔法にはあまり強くないみたいだけど十分すぎるほどに強かった


多分元々のドルヴィンの能力も引き継いでいるもんだから物理特化になったんだろうけれど


よかったなドルヴィン、相性抜群の擬態化が出来たじゃないか

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