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隠しスキルを手に入れた俺のうぬ惚れ人生  作者: うらたま
第3章《スタンピード》
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4話「火力をもって①」

とにかく最大火力で叩き伏せてやろうじゃないか、見ていやがれ


と、なると

やはり俺が弓で炎攻撃をするのがいいのか?

開幕一発だけでも打たせてくれないかな…その弓


「なぁミド、俺が敵の中心に一撃加えてやりたいんだが

その…聖弓ウェヌスを少しの間使わせてくれんか」


気に入ってたし無理かな…なんて思ったら

意外にもあっさりとミドは弓を渡してくれるのだった


「代わりに何か貸してくださいね」

そうは言うが何も持っていない


「ドルヴィン、何か使えそうな武器はないか?」

簡単な武器をいくつか出すのだけれど、あまり使えそうなものはない


仕方なく長剣を合成しまくって何度か失敗し

つつも(+7)まで持っていくことができたので渡しておいた


無防備よりはマシだろう、といった感じだ


一発打ち終わったらすぐに弓は返す、俺は剣に持ち替え残党狩りをするつもりだからな


「レギ、ギルドに残れと言った手前申し訳ないんだが

付いてきて、最大の力で俺を爆風から守ってくれないか?」と聞くと

『もちろんです』と、ローズも防御結界魔法には慣れてはいないが

いないよりはマシだと言いそれに加わる事になった


「ちなみに聞くんやけどなシュウ、最大火力ってどのくらいの威力のことなんや?」

そりゃあ気になって仕方ない


俺のイメージではこうだ


青い矢ことEXPフレイムアロー(E)を俺がもう一度エンチャントをかける事によって

きっととんでもない威力の矢ができるだろう(多分)

それを霊薬を使った状態で打つ


どんな威力になるかはわからないが、上位種の魔物以外は大抵沈むんじゃないか?という考えだ


そう説明し、みんなの前で一束の青い矢を取り出しエンチャントをかける

牢屋の中では1本だけで二度エンチャントをかけたお陰でまた違う効果があったが、純粋に威力だけならばこちらを束で作った方が良いだろうとの判断だ


しかし色は変わらず、見た目の変化は無かった


「そりゃそうや、エンチャントは一回きり

二度も三度もかけられるんやったら最強の武器が作れてまうわ」


ローズもまた隣でエンチャントを施す

大楯に衝撃吸収させて爆風を防ごうってことらしい、だがこれも一度使えば効果は失われる

それがエンチャントというものなのだから


変化のない青い矢を見て俺は納得していた

EXPフレイムアロー(EE):攻撃力15(爆炎25)(煉獄)

不知火が消え煉獄に変化していた、効果は不知火の上位相関といった感じだ


これを聖弓ウェヌスで射てば威力は計り知れないだろう


準備もでき、俺とレギ、ローズが前線

少し離れてミドとドルヴィン

それに続くように複数名の冒険者が列をなし、西へと歩みを進めていた


3時間も駆け足で行けば、事の惨状が見えてくる

多くの魔物が溢れており、すでに町の半分ほどまでやってきている魔物もいたくらいだ


「この辺りで街はリキングバウトしかないからな、王都の近くで起こらなくて良かったと言えるんじゃないか?」

良くはないがマシではあった、まだ被害と言えるほどでもなかったからだ


ただこのまま放置すればどれだけの魔物が出てくるのかも想像がつかない


「もっと中心に近づかなくてはな、矢は1束しか無い」

俺はレギに一旦剣を預け、後方の二人と合流し敵から守ってくれとお願いする


「こっちの矢を使うときはまた合図する、今は別の矢で対処するから後ろの2人と一緒にいてくれ

その剣なら上位種にも通用するはずだ」

もちろん当たれば、なのだが

ミドがいるのだからそういった小技は得意なはずだ


そういって離れるのを確認し、霊薬を使いまずはローズに拵えてもらった火の矢を射ち周囲の魔物に攻撃を仕掛ける

ーーーーーーーーーーーーー

火の矢:攻撃力5、火属性

ウェヌス効果→攻撃力22、炎属性(範囲増)

炎帝の刻印:50%増し

妖精王女の祝福:矢・刻印・霊薬効果20%増し

ーーーーーーーーーーーーー

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