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隠しスキルを手に入れた俺のうぬ惚れ人生  作者: うらたま
第3章《スタンピード》
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1話「新たな脅威」

俺たちは装備を一新するべく武器屋に訪れていた


「なんだか普通の武器しか置いてないわね」

そりゃ仕方ない、気に入った冒険者にしか良い武器は売らないというマスターだからな


実際すごい武器を作っているのかどうかも知らないのだが、精霊術を使用して作られた武器はなにかと優れた効果を持つものらしいのだけれど


「私に最高の弓を作っていただけないかしら?」

ミドがお願いしたが、案の定小型の弓を取り出して『これで十分だ』と言うのだった


「ピルスル、何か良い武器の作り方とか知らないか?」

ピルスルは俺よりも隠しスキルを長く使っている

知らない武器の一つや二つ知っててもおかしくはないはずだ


「うむ…いや、あまり試しておらんでな…

そうじゃ、確か儂がいた部屋に弓を飾っておったはずじゃ、そこそこの品じゃったと思うのだが」


それは都合がいい、早速俺たちはギルドへと向かったのだった


「キィィ」

受付でキラーラビットが出迎えてくれる


「魔物がこんなところにいるなんて…」

ミドが驚いている

昨日は遅くに来たものだからいなかったのだが、このギルドにはドルヴィンがどこからか捕まえてきた魔物が受付に住み着いてしまっているのだ


「部屋に飾ってあった弓を見せてもらいたいんじゃが構わんか?」ピルスルはモルツに尋ねた


モルツも、ピルスルでしたらご自由にと

そうドルヴィンから聞いていたようだった


部屋に入ると、壁にかかる綺麗な装飾の施された弓が目に飛び込んで来る


「すっごい綺麗、私これ使いたいわ…」

ミドが見惚れている


俺は、どんな弓なのだろうと気になり鑑定していた

[聖弓ウェヌス:攻撃力0、矢の攻撃力・効果を最大限に引き出す力を持つ]


「攻撃力0…いや特殊効果がすごいな、よくわからないが矢の強さが最大限引き出されるみたいだな」


きっとこれで赤い矢とか撃ったらとんでもない爆発が起きたりするんじゃないのか?

10mどころか30m離れていても爆風で飛ばされるんじゃないだろうか…


俺は恐ろしくなるのだった


弓の説明を聞いたミドは、なにかピルスルにお願いしているようで

それを聞いたピルスルは3種類のエンチャントした矢を作りミドに渡すのだった


「何作ってあげたんだ?」俺が聞くと

「毒矢と、眠り矢と、威力強化じゃ…爆発や死の呪いなども言っておったが恐ろしくて作ってやれんわ…」


その矢にミドの幻術魔法を上乗せでもできるのだとしたら、もうどうやったら防げるのかも想像がつかない…


「大変だ!西に新しいダンジョンができて魔物が中から溢れかえっているぞ!」

一人の男がギルドに入るなり周囲に向かって叫ぶ


西といえば昨日、俺たちが殺されかけた方角…

またも嫌な予感しかしないのだった


ーーーーーーーーーーーーーーー

[聖弓ウェヌス:攻撃力0、矢の攻撃力・効果を最大限に引き出す力を持つ]


毒の矢:攻撃力2、耐性の無い対象を確率で毒状態にする、低確率で猛毒状態にする

→攻撃力9、耐性の無い対象を猛毒にする


眠りの矢:攻撃力2、耐性の無い対象を確率で睡眠状態にする、低確率で昏睡状態にする

→攻撃力9、耐性の無い対象を昏睡状態にする


威力強化の矢:攻撃力7

→攻撃力31


赤い矢:攻撃力15(爆炎25)

→攻撃力180(周囲50mに火属性ダメージ)

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