ダンジョン運営開始。
大吾さん含むギルド職員がやってきたのは10時頃だった。
大吾さんが指揮を執り、新たなギルド支部として動き始めた。
朝早くから待っていたdiver達はGATEを潜り受付を済ませ、左の転移陣に入って行った。
12時に昼食を済ませた狐詠は親友達と合流してから右側の扉の先の訓練所に入る。
そこで彼女達は暦と舞華の戦闘スタイルを模索していた。
暦は家のコネを使い、アサルトライフルのM4A1をメインウェポンに、ハンドガンのベレッタM9を2丁、サブウェポンとして腰に装備している。
ダンジョンで銃系統の装備が出ればそれに変えて行くつもりらしい。
舞華は2本のクロー付きガントレットを両腕に装備していた、ダンサーとして運動できるから後方からの魔法で攻撃よりも腕に雷魔法を纏ってクローで舞うように切り裂き殴る、時にはクローを銃身に見立てて雷魔法を撃ち出すなど、2人ともdiver登録してから戦い方を考えてきていたようだ。
私はと言うと、壁に死体ごと突き刺さっていた金砕棒を抜いてきて軽く水で洗って持って来ている。
そして5人で右の転移陣に入っていった。
左はそれぞれのレベルに合った階層に飛ばすが、右は狐詠が体験したような最後まで行くか途中で負けるまで帰れないHARDモード仕様だ。
狐詠と白亜と澪は後ろに控え暦と舞華の2人で戦って行く。
狐詠の時と違い2人で危なげなく進んで行く。
4階層ボスのオーガは酒呑の面をもうドロップしないようだ。
5階層ボスのドッペルゲンガーは全員の姿を真似して5人で来た、狐詠と白亜と澪は一撃でねじ伏せ、暦は蜂の巣にし、舞華はダンスバトルと言わんばかりに舞いながら攻撃し合いなんとか勝利していた。
6階層以降の戦いでは手出しをしない3人を守るような形で2人で乱戦を繰り広げた。
9階層のボス部屋は、安倍晴明のいないデュラハン10体を相手にした。
最後の10階層はニーズヘッグではないドラゴンを相手に5人全員で戦った。
ドラゴンに勝利した結果、暦と舞華は限界突破した。
暦は【ガンスリンガー】が【ドミネーター】に進化し、舞華は【雷魔法】が【雷神】に進化した。
途中のドロップ品でアイテム更新した結果、暦は魔力を弾丸として撃ち出す二丁拳銃スタイルになった。
舞華は変わらず…いや、アンクレットも着けてブレイクダンスもするようになった。
狐詠の時よりスムーズに進み、1日で終わった。
夕方頃になると限界突破者も数人増えていて、狐詠を見つけるなり感謝された。
それから数日間ダンジョンに通ったりダンジョンを調整したり、行けてなかった海に遊びに行ったりと夏休みを過ごして行き、明日から学校が始まる日となった。
夏休みが終わると絶望していた思い出。




