レッスン1
魔法とは古くから言い伝えられているものだけである。そして魔法は存在しないそれは誰にだって分かる。だけど、魔法に憧れない人はいない。なぜなら奇跡の一種だから。
ー少なくとも、俺はそう思っっていた。
「魔法って存在すると思う」
学校の帰り道で友達に聞く。今日は特になにも起こることがない一日だった。
「俺はあったぜ」
ニヤニヤしながらそう言う高島。
コイツとは結構長い付き合いなんだよね。中学一年の時におやつをくれる優しい人。と思っていたら共犯作りをしていただけ。コイツとはもう5年の付き合いだ。腐れ縁って言うやつだ。だから今言ったことにびっくりした。
「なんのことなんだ」
「俺は川下さんと付き合おうことになったんだ」
「....は?」
思わず軽く殴るフリをした。
そう言えば告白する練習を一緒にしていたな。
俺はこれから高島が彼女と一緒にいるからきっと話す機会がが少なくなるんだろう。
そう思っていたら駅に着いていた。
「じゃあな」
「おう、また明日な」
別れてバス停に向かった。
.....その時だった
一瞬だけ、視界が揺れた。
「う...」
立ち止まる。
だけどすぐに戻る。今日は体調悪いはずじゃないんだけどなー。
きっと水が必要なんだろう。こんなに汗をかいてしまってるから。
誰も並んでいないから近くにある自動販売機に向かった。
「....え!」
3台もあるはずなのに全て売り切れていた。
「こんなの初めて見たよ、もしかして今日は変な日なのかもしれない」
また目の視点がズレる。
今度はさっきよりも明確に。
まだバスが来るまで時間がある。
ー確かあそこにあるはずだ。人目がつかないロッカー室まで歩いた。
「もうどれでもいい」お金を入れボタンを押す。その瞬間に地面が光出した。眩し、なにが起きてんだ。その瞬間倒れた。
ー気がつくと自動販売機の前で倒れていた。
さっきまで、確かにー
光って、倒れた。
「なにが...起きたんだ」
「ちょっと君どいて」
背後から声がした。後ろを見上げるとフードを被ってる同年代の女の子が立っていた。
「ああ、今退くよ」慌ててペットボトルを自動販売機から取りバス停に向かった。
ー今から病院行った方がいいのかな。
バス停に向かいながら携帯を取り出した。
「一体なんだったんだあの光、...え!」
時間を見るとさっきから20分も過ぎていた。
「そんなバカな、数分しかたってないはずだ、バスも行っちゃったじゃないか」
次のバスはあと20分後に来る。
「今日はついてないな」さっき買った水を飲む。
ー冷たい
少しだけ現実に戻った気分だ。
「きっとめまいのせいであの光が見えたんだ。そう言えばさっきの子こんなに暑いのにフード被っていたなあれだと俺と同じことが起きてしまうかもしれない」
少しだけ何も言わなかったことに後悔があった。
そした目の角から誰かがここに向かってるのが見えた。
読んでくれてありがとう。これは初めて書いた話なのでぜひ感想を聞かせてください。主人公の名前は次の話で言います。




