正体。
過去の記憶を呼び覚ましたγは支援機能を極めた結果
敵に対するデバフを作り、味方の欠損部位を回復させる
妖精の結界も作り出す
その効果により、θ(カルウォーガン)が復活を果たし
サナ達と合流する。
カル「殺されたかと思ったらたたき起こされましたよ
恨みますからね、サナ」
サナ「あの時はお互い記憶はなかったでしょ
だから許してくれよ」
カル「まぁ、冗談ですよ。
で、あの暴走してる機械は…あの時一緒にいた子では?」
サナ「そうだよ、拘束してるそいつに
戦闘兵機に改造されて、あぁなってる」
「離せぇ!」
カル「なるほど。で、本人も戦闘兵機に改造して
心臓の同期をしてるかもしれないから殺せないと。」
サナ「カルウォーガンが連れて来てくれたから
少し手が打てるよ、ありがとう」
「おい、サナッ、何する気だ!」
サナ「少し黙ってもらうだけです」
カルウォーガンと合流した時、キラから情報同期があった
そのおかげで使える機能を見つけられた
サナ「機能指示……機能停止」
「おい!やめr‥‥‥‥」
「…サナちゃん、ガリンになにしたの」
サナ「彼はもう半分以上、戦闘兵機になりかけていました
なので、戦闘兵機用の停止信号を送れば、一時的に止まる…」
「でも、長時間ではないんだよな、確か」
「そうなの?マヒナ」
「戦闘兵機は強制停止後、7分で再起動する
それまでにこの状況を何とかしないと」
サナ「はい、わかっています。なので…」
―「やっと戦う気になったのね!
早くそんな盾捨ててかかってこい!」―
02「さぁ、動け01
今度こそコアを貫いてやる…!」
自由移動で移動すれば02のところまで
0.03秒で行ける
でもアーマスが邪魔してくる……
今覚えるしかないか…!
サナはずっと避けていた。
無詠唱での戦闘機能発動を。
訓練の時、一度だけ使用し、βに怪我を負わせてしまった。
それがトラウマになり、考える事さえ避けていた。
そして自分は『覚醒状態』にはなれないと諦めていた。
…でも!
ここでやらないと全員死ぬ…!
―大丈夫だよサナ、私が付いてる。―
ヒュッ!!――
――「「構えたっ!動く!」」――
自由移動!!
無詠唱での機能使用は本来出来ない様になっている。
仲間割れや、裏切りを出さないために。
だが、いくつかある条件を満たせば可能になる。
シュッ!!!
条件1
無詠唱を行う戦闘兵機がSクラス級であり
『覚醒状態』にあること。
「マヒナ…γの目が…青く光って…」
「っ!!覚醒状態に入ったのか!」
条件2
『覚醒状態』の他の戦闘兵機が自機のみ特定した
強化機能を使用している事。
サナにだけ超時的能力開放を発動する…
条件3
条件2を満たす場合、他機と自機は『同クラス』である事。
以上2個の条件、どちらかを満たしている時のみ
無詠唱での機能使用が可能となる
―「「!!??」」―
無詠唱で移動しやがった!!
サナは02の元へ
カルウォーガンはアーマスの背後へ瞬間移動した。
(01の目は青く光っていない…覚醒状態ではない
なのにどうして無詠唱を…!)
(この後から来た戦闘兵機は、情報にある覚醒状態とは一致しない…
見た感じサナもだった…じゃあなんで…)
「サナちゃんが無詠唱…?!未覚醒でどう…?!」
「タオは知らないんだったね…」
「なにが?」
「γ、キラの詳細を」
「γの詳細…?」
「γは元々、Sクラスとして製造されるはずだった。
だけど支援特化のSクラスは、裏切りの共謀として動けば
手が付けられなくなる。だからAクラスに落とされた。」
「でも、γは今覚醒して…」
「覚醒自体の条件は単純
Sクラス級の戦闘兵機であること」
「あっ、元々Sクラスとして造られるはずのγには
Sクラス用の思考AIが組まれてるからっ…!」
「そう、γはAでもあり、Sクラスでもある
5兄弟の中で一番他人思いなのはγだ
だからγが覚醒できるように、Sクラス級という曖昧な
覚醒条件を設定した」
「あんた……これを見越してたのか…?」
「予想とは違ったけどね…」
((途中で捜索に行った戦闘兵機か!!))
(4機目のSクラス…製造中止、廃棄されたんじゃなかったのか!)
(とにかく、今は目の前のこいつを!)
―「「殺す!!」」―
サナ・カル「「殺ってみろよ!!殺れるならなぁ!!」」
「じゃあ、γって…」
「そう、γの正体は」
まだだ、まだサナにはバフをしろ…!
θとαには治療だけ専念する!
「元|特別型戦闘兵機:完全支援型《エスレサルレオパルド:エスキラーテイク》
機体名:004004」
最強最弱の戦闘兵機
30話 ご覧いただきありがとうございます
今回はセリフ量が多くなりました…
読みにくかったらすみません
また次回もご愛読、宜しくお願い致します




