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目的地
目的地に到着した
駅員は、どこにも居ない
無人駅なのか?
そして人も誰もいない
階段を降りて登って行く、一段ずつ自分の足でしっかりと踏み締める踏み外さないように
道中は、人混みだらけで
まるで人酔いしそうなほどでクラクラと眩暈が
久々の外出で正直緊張している自分が居る
でも、踏み留まれば このまま変わらない
このままで終わる終わる訳には、いかない
そうだ立ち上がり自分の意志で歩み出すんだ!福郎!
そう思いながら駅の改札口を、くぐり出たら
直ぐにロータリーに出た
駅前の小さなロータリー前に出た時
勢いよく風が吹いて前髪が浮き上がった…?!
まるで、この地に降り立ったことを
歓迎してくれるように、と福朗は思い込んだ
(ありがとう風よ!よし頑張るぞ!)
改札口を出て駅前に着てみても人も車もバスも居ない
殺風景な田舎駅だ、木と花と鳥しか居ない
駅から更に目的地までは、徒歩で歩いて行く
初めて降り立つ街
自分の街とは、あまりにも違い長閑な田舎と言える
30分程歩き、迷いに迷い迷子になり
ようやく到着した
大きな白い無機質な建物の前に立ち尽くす福郎
よし、ここで自分の第一歩の再スタートだと
心に決める瞬間が始まったのである




