チャバッタがあるじゃないか
ちょっと脱線。
近所のパン屋さんに、ある日チャバッタが出現した。
チャバッタとは、イタリアのパン。フランスのバゲットを真似しようとしたイタリアのパン職人が水分量を間違えて仕込んだことから生まれた、怪我の功名的なパン。というとミもフタもない気がする。
高加水(80%以上)だけあって、平たい。バゲットよりも皮が薄くて、中はしっとりもっちり。
食べられる貴重なパンなので、迷わずお買いあげ。冷凍庫に余裕があったら買い占めるのに。いつまであるかわからないから。
で、早速パニーノ。イタリアのサンドイッチ、単数形。
パニーニはパニーノの複数形。
具はツナマヨとゆで卵。……野菜は?
バラエティサンドベーカーのパニーニプレートを出してきて、パニーニも焼いたのだけど、崩壊具合に泣きが入って写真に撮れなかった。
チャバッタで焼くプレスサンド、おいしかった……パンが。外はパリッと、中はもっちり。
具は千切りしてノンオイルで炒めたキャベツ、スライスして両面をオリーブ油で焼いて塩を振ったなすとトマト、豚こまのしょうが焼き。
チャバッタはバゲット同様に材料がシンプルだから、サンドイッチは味濃いめのものを挟んでやるとおいしい。そしてパニーニプレスにかけると、高加水パンはめっっちゃよくつぶれる。かぶりつけない高さのサンドイッチがかぶりつけるように。
でも具を挟みすぎて重量物になったせいで持ち上げたら崩壊した。またはプレス時にパンがズレてプレートに具が焼き付いた。焦げがとれない、泣く。
チャバッタで焼くプレスサンド、食パンで焼くそれよりもすき。
そしてフレンチトースト、シナモンがけ。
高加水パンは液を吸うのが早い。ブ厚い食パンやバゲットで作るときは前の日に仕込まないと中まで卵液がしみないけれど、皮が薄いからかチャバッタはめっちゃ早かった。豆乳入れすぎて卵液余ったけど。
パニーノを作るときのように半割りして、両面を返しながら卵液にひたし、焼く。
食パン1枚分に、たまご1個、はちみつ大さじ1~2、牛乳80~100ml。
暑すぎてすぐ溶けるから豆乳クリームバターがなかなか減らなかったのが、ようやく使える気がする。まだ室温ですぐに液化するけど。
久々にパンをたくさん食べて、テンションおかしくなってる気がする。




