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巨大都市ゴードー 後編

夜空に浮かぶ、巨大都市ゴードーの宮廷晩餐会。


煌びやかなシャンデリアが幾層もきらめき、


下層には、ベルベットの真紅の絨毯が、海のように敷かれていた。


宮殿内には、国内外の、有力者が集結していた。


世界中から集まった、トップの企業家、各国の王族たちは、

静かな中にも張り詰めた空気の中で、ひそひそと

話し合っていた。


静かなオーケストラは、演奏をひそめ、

ソリストが、独奏に入っていた。


ソフィアはその場にいた。彼女の隣には、

エスオゴ王国からの外交官であるカールが立ち、

母国の食料事情について静かに語り始める。


「エスオゴでは、食料供給が逼迫しているんだ。

トウモロコシ、小麦、果樹が少し、

以外、作物が育たないでいる。

国民の大半が満足な食事にありつけない状況だ」

前回の旅で、丸々 の誰から、

野菜の作り方を教わったが。

取引するしかない。


ソイルゴッドのある、ゴードーの

富沃な三角地帯のように、

ジャガイモ、綺麗な、小麦が育たない。

土が放射線で、汚染されているかも

しれないんだ。

国民の大半が、先進国より、

短命にある状態だ。

どうにかトウモロコシが育つくらいだ」


バルトロメ

「言い過ぎですよ、カール王子!!」

挙手するソフィア。


ソフィア

「ハイ!

疑問があるの?

ゴードーの、富沃な土は、

前、有機農法の、ラスコールでも考えつかないこと。

何があるのかしら?」


ゴードー ドンルカルド公爵

「おおっと、これまで!

 確かに、ソイルゴッドには、土のデーターベースはありますが」


ラサ

「確かに、私の国より、作物の実りが違います」

「この、10年のうちに、何があったのか?」


ゴードー ドンルカルド公爵

「ノープロブレム。ノーープロブレム!!」

「企業機密もありますので、

先物取引といきましょう!!」


ロイド国王「良いんだよ、ルカルド。」

「私は、学者肌で、長いこと、牛の研究をしていまして」

「牛は、巨額の富を産むんです」


カール「あっちゃ~!!」


ヒソヒソと話し合う、国内外の有力者。


ヨルバンメノール侯爵と、ルーカスアンガスター伯爵が話し合っている。


ミシュトラン ヨルバンメノール侯爵

「最近、貴公の国で、らしからぬ、噂を

聞くのです」


ゴードー ドンルカルド公爵

「ほう、何を?」


ミシュトラン ルーカスアンガスター伯爵

「デーモンを復活させているとか?」


ざわめく場内


ゴードー ドンルカルド公爵

「馬鹿げた、噂ですぞ!!」


カール

「えっ?

俺は、デーモンに、3度会っているけど!!」

「ターミナルホテルで、バグべの、CEO

デイビットフォスタールーンが、グレーターデーモンだったんだ!!」


「そのことは、存じております」

「ソイルゴッドの、CEO、ミラバーレイが惜しまれる、命を経ちました」


ざわめく場内

「本当のようよ!!」


「お静かに!!」


ロイド国王

「私の国は、断じて、デーモンなどには、

関与していません」


ドンルカルド公爵

「私たちは、帰らせてもらう!!」



横目に見る、バグべ。


夜は更けていく。


「エスオゴでは、食料供給が逼迫しているんだ。

国民の大半が満足な食事にありつけない状況だ。」

カールは遠くを見つめながら語った。

ソフィアは眉をひそめた。「何か対策は講じられているの?」

「ラサの支社に、食料問題を解決するための交渉に向かうつもりだが、

時間がかかりそうだ。

ソイル=ゴットの支配が絡んでいる以上、

簡単にはいかない。」

カールの口調は重々しかった。

話題は自然とソイル=ゴットの影響力について広がり、

ターミナルホテルでの一件が浮かび上がる。

ソフィアたちは、デーモンと呼ばれるかつての社長の影響をまだ強く感じていた。

彼の影はどこかしら都市に残り、人々の不安をかきたてていた。


晩餐会の喧騒の中、突如として場の雰囲気が変わった。

女王イリス=ベルが、ラスコールから招かれ登場したのだ

。彼女はゴードーでの権力を象徴する存在であり、

その美しい姿は圧倒的な存在感を放っていた。

ソフィアは彼女と対面し、しばし静かに見つめ合った。

「ささっ、イリス=ベル女王、お気を悪くなされず、食料問題の話に、皆で、戻りましょう」


イリスベル「まあ、バルトロメ伯爵。

カール王子?

ラサでは、ゴードーより、古くから、

有機農法をしていますが、

北頂なので、雪解け水が、

土の放射能を洗い流してくれます。

冬は長いですが、

わずかな、春秋、夏の間に、

収穫します」



カール「そうか!!

俺は、まだ、北頂まで行ったことはないが、

根本的に、季節が違うんだ。

エスオゴには、水が少ないんだ!」


ゴードー「何か取引できるものは?」


カール「前時代の、エスオゴは、

機械文明が発達していたらしい。

各地に、埋没機械がある。

なにか役に立つ、機械工学を

復活させたらと思うんだ」


ゴードー

「〇〇、三日月大戦か‥」

しれべないと、思い出せない。


イリスベル「カール王子、

その機械を、兵器転用は?」


カール「アリエル国王と話していたんだが、

俺はしない!」



シスターザエスナー「野菜は、輸出しますわ」

  「通貨取引か、現物取引か」

カール

 「通貨価値は、国内だけで、

 安いんだ!

 代わりに、銅鉱山と、リチウム湖がある」


シスターザエスナー「わかりました。大丈夫です。」


拍手喝采の、国内外の有力者。





その夜、もう一つの重要な動きがあった。

アーマー=フィリップ・ダンフォースは、

国際的な勢力図をバルトロメに手渡した。


その情報は、世界の複雑な権力関係を解き明かす重要な鍵となる。

驚いたことに、軍事ロボット開発の黒幕がロイド国王であることが判明したのだ。


バルトロメは情報をさらに掘り下げ、

ロボット開発に関連するバグベの企業を調査することにした。


だが、その背後にはさらなる陰謀が潜んでいた。

バグベの家電製品が機密情報を秘密裏に送信し、

ソフィアたちがアクセスしていたポイントが敵に寝返ってしまったのだ。


再び宮廷晩餐会が開かれたが、

今度は重い不安が漂っていた。


政治家レスリー=ハリスとロズ=オズワルドも招かれ、

ウィンザー家がレイモンド=ギル侯爵に接触していた。

ギルの通貨操作により、ドーラの硬貨価値が急落し、

それによって軍事ロボットの開発が停止に追い込まれた。


ロイド国王の計画は大きく揺らぎ、

ウィンザーのテレビ局や政治家たちが次々と介入してくる中、

アルピエロも動き始めた。ウィンザーとアルピエロが手を取り合う一方で、

軍事裁判がロイドを待ち受けていた。


一方、エルマー司教はデーモンの出所を探していた。

ノーマ=レイ=エンジェルは、エルマーの要請に対して冷淡に応じず、

独立起動型の最新バイオ軍事ロボットを送り込むだけだった。


そのロボットはソフィアたちのもとに到着し、

エルマーと対峙することになった。

「バカな話は信じるべきじゃない。」

エルマーは冷たく言い放ったが、

その直後、彼は聖なる力「ホーリー」を発動させ、

バイオロボットを浄化した。


ロイド国王はついに、最後の切り札であるロボット兵団を送り込んだ。

空を飛ぶエアータイプキーを操り、クロスを切り開くロイド。

その瞬間、城内に警報が響き渡った。

「マシンゲートオープン! マシンゲートオープン!」

戦争が勃発し、各国が戦闘態勢に入った。


国賓たちは逃げ惑う中、ノーマ=レイ=エンジェルは冷静に命令を下した。

「飛行部隊を出撃させて! ユイ、サラー、グラータ!」

アルピエロからも飛行機が飛び立ち、GFの戦闘機とドッグファイトが始まった。

ソフィアたちはロボット兵団の出所を探るため、地下基地をサーチし、

そこにコンピュータがあることを突き止めた。


「ポイントエリアドッグス、ロックオン。」アルピエロの声が響く。

タンクとロボット部隊の壮絶な戦いが繰り広げられ、

城はまるで花火のように火花を散らしていた。


そんな混乱の中、ノーマ=レイ=エンジェルが姿を現した。

彼女は冷たく笑みを浮かべながら呟いた。

「デーモンたちは、私が生み出した可愛いエンジェルよ。」

ロイド国王「牛の血が、土になるんだ〜!!」

ノーマ=レイ=エンジェルとロイド国王が城の尖塔から抱き合いながら飛び降りる。

横で聞いていた、ナイト「何か、違うな‥」


壮絶な運命を受け入れた二人を、ソフィアたちは静かに見届けた。

すべてが終わりを迎え、物語の幕は静かに閉じられる。

END





キャスト

国王   ロイド=エス=ダニエル

公爵   ドン=ルカルド

侯爵   レイモンド=ギル

司教   ジョシュア=エルマー

GF.CEO. ノーマ=レイ=エンジェル

女王   イリス=ベル

TV局. ロズ=オズワルド

政治家  レスリーハリス

商社   アーマーフィリップダンフォース

自動車  バルビエーリ=カミロ

電気   レリム=ザ=マハトーヤ=ポンビキー

修道女  シスター=ザ=エスナー

侯爵   ヨルバン=メノール

伯爵   ルーカス=アンガスター

侯爵   アベラルド=ピコ=バルトロメ

人間   カール=ザルツバーグ

エルフ  ソフィア=ゴールドバーグ

ドワーフ アラゴー=マブ=ライルデン(アラゴー=ルイス)




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