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※注。本文執筆前に準備した、作品の設計図です。

 本文と異なる部分があります。

 あくまで参考。




リングドラゴン ~はるかな旅~

『可愛い女の子がいる世界』



今から100年後の世界の物語。




【登場人物・その他】


九尾(つづらお)ワープ(男)(18)

現世地球(ホーム)の人間。黒髪黒目、生粋の日本人。庶民。あだ名はゴースト。

一人の人間として(ぐん)全体を“俯瞰”できる。逆に、個別に、自分の世界に訪れてきた他世界人を“察知”することもできる。一種の多重人格者。

群の中の世界から好きなように情報を得ることができるので、人探しができる。

この能力は、ひょっとして高次元人と同質なものなのかもしれない。

チームではリーダーを務める。役割はベースマン。


群間(ぐんかん)戦争という不思議戦争の、不思議なエネルギが、複数の(無数の)並行世界の同一個人、つまりワープの、その存在を圧迫、圧縮。

結果ワープは、自分の存在、意識を、無限世界にまたがり共有することになってしまった。

現世にいながらにして、他世界の景色を見る(見せられる)ことに。


それによって問題のありそうな世界をあらかじめ知ることができる。

見えなかったら、そこには自分はいない。死んでいる。つまり危険な世界、ということ。


ワープがゾーンインしたら、現地のワープ自身と存在が融合する。

ゾーンインせず、意識のみイン先のワープ自身と共有できる。


もう一つ、世界間で物品を配送できる能力がある。

それで、ドールの髪の毛を一本、まずワープさせ、その変化の度合いから、ある程度の安全性を確認することができる。



羽生(はねも)ドール(男)(13)

現世地球(ホーム)の人間。貴族の出。銀髪、青紫の瞳、薄い肌。まれなる美貌。あだ名はデービー。

タユウの事情により、融合人としてのドールは、群の中のただ一つ、現世地球にしか存在しない。その意味で貴重な存在。

タイムトラベラー。24時間前まで限定で時間旅行ができる。未来へは(群にとってこれからのものだからか、)行けない。

チームではアタッカーを務める。


ゲーム中アウトになっても、ゾーン内に戻って、過去に行き、アウトになった時間を過ぎてから現在に戻れば、セーフに事実を書き換えられる。すなわち、最強無敵プレーヤーである。


Devi(ヒンドゥー教)

「女性のあらゆる相を持つ神で、シバ神の妃をはじめとして、さまざまな顔かたちと役割を持つ。」



島原(しまばら)タユウ(女)(13)

群間戦争で元の世界から弾き出され、ドールと融合してしまった、時間軸が24時間異なる異群世界人。

もとは高級遊女の家系の出。

“人”と書いたがいわゆるヒト形の人とは限らない。弾かれたとき、その力で、雌の知的生命体として、全群全世界全星の、あらゆる形態の可能性を注入されてしまった。


人、単体だったときは、文句無しに美少女。あたりまえ。金髪に赤紫の瞳、透き通るような白い肌。


普段はドールが優勢、タユウが劣勢の関係。

だが並行世界に弾き出される(ワープする)ことによって関係は逆転し、体質がさまざまに変化することに。


ドール(現世)

 ↓ (ワープ)

タユウ(並行世界。いろんな女性体)

 ↓ (ワープ)

ドール(現世)


体質変化は自分で制御できない。何になってしまうか、行くまで分からない。

例えばワンちゃんの知的生命体とか。むろん言葉をしゃべれる。


真面目で重要なキャラなのだが、物語としては、お色気要員。



■体質変化について

ドールとタユウ、意識はほとんど混ざってる状態。体だけがハッキリと区別される。


ドール、人生最初の旅で他世界に行ったところ、メスの昆虫G(ある世界では知的生命体)になってしまう。それどころか、その世界のオスG(ただの虫)数百匹に、よってたかって交尾されてしまう。あわれ、これがドール(&タユウ)の初体験になるのだった。

悲惨の一言である。

ドール、必死の昆虫力を発揮しゴールボタンの長押しを成功させ、命からがら現世に帰還するのだが、当然というか、そうとうなトラウマを抱えることに。以来、昆虫Gに対しては、核弾頭なみの殺意の衝動を抑えきれないでいる。


気を取り直し、心理的復活の奇跡を願って二度目のワープのとき。

甘かった。

今度はメスネコに変化してしまう。現地の犬に追いかけられ、食われ掛かったところを、“現地のワープ”に助けられた。

ワープ、ネコが人であることを理解すると、ドールのパムホを回収し(服は犬にボロボロにされてしまった。)、一緒にゲームを進めることに。ゴールラインを割ってドールだけ現世に戻って、人に復元したところを、待ち構えていた“現世のワープ”に再保護された。


ドールはワープの特異体質を知ることになるが、同時にワープもまた、ドールの特異体質を知ることに。

ともかく、ドールは自分単独でゲームはできない事を完全に悟り、以降、ワープとパーティを組むことに。


ドールはワープに、トラウマの上書きを求めている。



■ゴースト

ワープ&ドールのパーティ名。

自分たちで決めたわけでなく、他者から評価され付けられたもので、いつの間にかパーティ名として定着してしまった。


二人のあだ名も、自分たちで付け合ったものではない。他者から付けられたもの。

二人の間では、お互いに名前呼びしている。


最強パーティ。なにしろ遭難者を探し出せるし、それが24時間以内だったら奇跡のレスキューも可能なのだから。




【物語の背景】


まず言葉の説明から。


現世地球(ホーム)

私たちのこの地球のこと。


■星

ここでは、地球のように、知的生命体が存在する惑星または衛星のこと。


■世界

一つの宇宙(ユニバース)のこと。我々の宇宙。


■並行世界

我々の宇宙とは異なる宇宙。その宇宙には“異なる地球”が当然のようにあり、そんな宇宙が無限個あるとする。多宇宙(マルチバース)


(ぐん)

ある一つの“時間の流れ”を共にした、並行世界同士の組。

群の中の世界の数は無限。群そのものもまた、時間の流れの異なるごとに限りなく存在する。


一つの群の中では、並行世界同士が、“現在”という共通の、いわば“時間の先端”を揃えて、一斉に未来に進行している。そういうイメージ。


■ワープ

世界間を行き来することを言う。とくに、現世地球(ホーム)から別の並行地球へ行くことをワープイン。帰ってくることをワープアウトと呼ぶ。


ラベル付きゲームにおいて、スタートインとワープイン、ゴールアウトとワープアウトは、ニュアンスが異なるが現象は同じ。


■高次元人

群を世界とする、神のごとき不思議な知的生命体、とします。よく分からない。


一生命体(たとえば地球人)と、高次元人との意思の疎通は、無理。


■群間戦争

時が至りて、群同士の戦争おこる。それは高次元人が誕生してから最初で最後のもの。

高次元人ですら自ら起こしたことに驚き、動揺する。それほどの具象。

大多数の群、ダメージを受ける。


現世群(現世地球(ホーム)が含まれる群)にもダメージが。ところが偶然、現世世界は、ほぼノーダメージで済んだ。(多少の影響を受けた個人ならば小数いる)


■ダメージ

物理的なもの(荒廃)。時間的なもの。(異群の時間軸の干渉。歴史が混ざる、とか)


戦争そのものは始まってすぐに終結した。

群よりも上の超次元人(?)の仲裁。(?)

高次元人、真摯に、それぞれの群の回復に努めることに。


■回復

それは、あらゆる星に当てはまること。

代表して地球で言うなれば、一つの群の中の、ダメージを受けていない地球が、ダメージを受けた並行地球に、エネルギを分け与えることをいう。


他者への思いやり。他者に関心を持つこと。それがエネルギの素。

具体的には行動が必要。

“生命の移動”による運動エネルギが回復エネルギ。すなわち仕事。“距離”が物を言う。


そこで、ゾーンの設定である。

地球人が並行地球を、距離“遠く”移動すれば、並行地球は(直線距離分)回復する。

これが、コースを定めた(狭めた)ゾーンの主目的であり、存在理由である。

とにかく少しでも距離を移動してくれたらよい。その代り多数の、(ダメージを受けた)並行地球に訪問してほしい。なにしろダメージを受けた地球は、無限個であるから。(もっとも、ノーダメージな並行地球の個数も無限だが。)


ゾーンアウトすれば、その並行地球の住人となって、人口数的に回復に貢献する(させられる)ことになる。残酷なようだが、とかく高次元人の意識構造は不可解の一言に尽きるのである。


■地球側のメリット

特にない。本当にない。無償の愛。しいて言えば並行地球の資源ふくむ物産の持ち帰りくらい。

なお並行地球人をはじめとする、あらゆる生命体の持ち帰り(テイクアウト)はできない。生命エネルギの逆流出につながるから。

だから、いったんゾーンアウトしてしまった地球人を、後発隊が再び救出ゴールアウトすることは、基本できない。


ダメージを受けていない並行地球同士の交流(直接の訪問)も認められない。(回復の)意味がないから。

ただ、ダメージを受けた並行地球上で、バッティングする可能性はある。その時、お互いに異地球人だと区別がつくかどうかは、その時にならなきゃ分からない事。


ダメージを受けた並行地球が完全に回復したら、もう、その地球に訪れることはできなくなる。


■全快の条件

全プレイヤーの距離累計が、その星の一周分に到達したとき回復したとする。地球なら4万kmである。

到達した瞬間にその星は閉ざされる。たまたま残留していた者は、二度と自分の星に帰還できない。


■ゾーン

すなわちゲームのプレイエリアである。(詳細は下記)


■リングドラゴン

旅ゲームのタイトル。高次元人が、自分の群の中の、“ノーダメージだった世界”全てに一斉配布した、“ダメージ並行世界”へのワープギア。


タイトルは、生命の循環と偉大さを表現している。

旅ゲーとしては、地球人ゲーマーからは、「ぬるい」と酷評されている。


以上は携帯端末を有する地球人向けの話である。

星の代表生命体それぞれの姿に相応しい形態で、配布されている。




【この世界は、何を訴えたがっているのか?】


■無償の愛。


■対立するものとして、欲。資源。施しに対する見返りを当然と思う、ヒトの心。




【ゲーム詳細】


■タイトル

リングドラゴン ~はるかな旅~


■管理運営

リングドラゴン・ゲームシステム社(※1)


■概要

これは携帯端末・パムホ専用のゲームアプリです。

実際に旅することによってポイントを獲得する、一種の冒険(アドベンチャー)ゲームです。


■基本ルール

パムホにて地図を表示させ、スタート地点とゴール地点を、自由に設定してください。

実際に、スタート地点からスタートし、ゴール地点にゴールしてください。

ただし、設定したそのコースから外に外れたら“永遠のアウト”です。


■遊び方詳細

(1)最初にラベル欄にて、プレイステージとなる“並行地球”に名前を付けてください。書式は自由です。

   以後、同じ名前を入力すれば、同じ世界に行くことができます。

(2)パーティを組む場合は、メンバーを登録してください。(※2)

(3)地図にて、スタート地点(S)とゴール地点(G)を自由に設定してください。

   S点とG点を結ぶ最短直線経路を、センターライン、単に“ライン”と呼びます。

(4)ラインの長さの5%分の長さを、全幅とします。この全幅のことを“マージン”と呼びます。

(5)ラインとマージンが形作る長方形領域を、セーフゾーン、単に“ゾーン”と呼びます。

(6)ゾーンの長方形の、スタートの辺を、“スタートライン”と呼びます。

(7)ゾーンの長方形の、ゴールの辺を、“ゴールライン”と呼びます。

(8)残り、ゾーンの長方形の、二つの長辺を、“サイドライン”と呼びます。

挿絵(By みてみん)

(9)パムホのスタートボタンをタッチして、スタートラインからゾーンインすることで、ゲームスタートとします。

(10)ゴールラインからゾーンアウトすることで、ゲームクリアとします。自動ゴール認定です。パムホのゴールボタンタッチは不要です。

(11)いったんスタートしたら、もう後戻りできません。スタートライン、サイドラインから外に出てしまったら“永遠のアウト”。あなたはゲーム敗者となります。

(12)ゲームクリアしたら、次のポイントが与えられます。

  ・ライン長の1kmごとに1pt。(端数切捨て)

(13)特殊なゴール方法として、パムホのゴールボタンの“長押し”があります。この場合は、最初に設定したゴールまでの残距離分、ポイント減点となります。


■注意

名付け(ラベリング)は先着順です。既存の名前を入力した場合は、その並行地球でゲームすることになります。

・ラベル欄が空白(ブランク)のときは、現世地球(ホーム)でのプレイとなります。練習モードであり、ペナルティは一切発生しません。

・天地方向にゾーンアウトはありません。

・その人にとって二度目以降となる、同じステージからは得点できません。ポイント目的ならば、新しいステージに進んでください。

・ゴールボタンの長押しは、最初に設定したゴール地点が危険な場所だったとき。または、ゲーム攻略上必要な行為と判断したとき。あるいは、単に早終わりしたいときなどに、躊躇なく行ってください。ゲームで“無理”はしないでください。


さいごに。


・プレイ中は、マップにプレイヤーの現在位置は表示されません。くれぐれもゾーンアウトにはお気を付けください。ログはバックヤードに保管されていますので、ゲーム終了後に、旅の軌跡を楽しむことができます。


            では、よき旅を。

          いってらっしゃい――!


※1。現実には存在しない。されど運営は確かに行われている、不可思議なカンパニー。

※2。パーティの利点。

パムホにパーティメンバーを順番に登録する。このとき、一番目がリーダーと見なされる。

リーダーがゲームエンドまでセーフであり続ける限り、他メンバーはゾーンアウトして活動しても問題にならない。

リーダーがアウトしてしまったら、自動的に順番が二番目以降の、まだセーフの人にリーダー権が委譲される。そのときセーフの人がいなかったら、全員アウト確定である。

リーダーがゴールボタン長押しをすれば、パーティ全員が緊急ゴールアウト扱いになる。これはリーダーだけの特権である。

メンバーの役割として、以下がある。

・ベースマン:ゾーン内に居続けて指揮を執る人のこと。主にリーダーがなる。

・アタッカー:積極的にゾーン外に出て、行動する人のこと。

リーダー(ベースマン)は最後にゴールするのがパーティとしての作法である。実際はリーダーが先にゴールしても問題ない。その瞬間、全員がゴールアウト扱いとなり、得点が付く。ただ、アウトになっているアタッカーにしてみれば、いささか気色悪いことなので、いつの間にか作法として広まった。




【地球側から見る】


あるとき一瞬にして、全人類のパムホに、謎のゲームアプリが強制配信されたのだった。

それは、真実、人を、並行世界間を、ワープさせてしまうという、驚異のアイテムなのであった。


『本アプリで、群間戦争による被災世界への貴方の愛を請い願うものである』


パムホ(PMP)

超々高度携帯端末。100年後の世界の、スマホ的なもの。形、大きさは、スマホと見た目が変わらない。お金のやり取りとかもこれ。


■ゲーム

ゾーンは、無限にある並行世界の中の、一つの世界の、そこの地球の、(日本の、)同じ場所に設けられる。並行世界は実存の世界。本物の別宇宙。


私たちの宇宙も、並行世界の中の一つの世界。ということは、いつの日にか、別の並行世界の旅人が、こちらに訪れてくることがあるかもしれない……と考える。(ない。【背景】参照)


新規ラベルなら、インするまで、その世界がどんな状況になっているか、基本わからない。

世界によっては、イン後いきなり死ぬこともある。

ラベルの事前登録と事後の報告が制度化されている。つまりいきなり死んでも、「未帰還」の記録は残すことができる。

実際、アップデートで、各国政府当局にプレイ諸元が自動登録されるようになった。


未帰還率0.01パーセント以下。1億人のプレイヤーが、同時に、それぞれ異なった世界へ旅立ったとしたら、1万人が帰って来ないということ。


政府当局によって公式に調査、ラベルとしてナンバリングされた世界、1~10万番世界において、やはりそれくらいの未帰還率。

世論の糾弾。調査の中止。


地球政府は、管理統制のため、世界の名づけは数字を推奨しているが、みなそれぞれの言語で、勝手に名前を付けている状態。

「酒池肉林」とか。そうすることによって、高い確率で、本当にそのような並行世界に行ける。


現世にとって都合の良い世界を見つけた者へは政府から報奨金が出る。例:原住民がいない資源だらけの地球、とか。


ラベルが空白(ブランク)のときは、ここ、すなわち現世地球(ホーム)でのプレイとなる。普通の旅ゲーム。政府が推奨する練習モードであり、ペナルティは一切ない。安全。

この場合、公共交通料金(バス、鉄道、有料道路)は政府持ちとなる。ただし、ゾーンアウトしたら自分支払いとなる。→空前の旅行ブームとなる。




【ゲームの注意点など】


手荷物を持って行ける。

個人所有の乗り物に乗ってインしたならば、その乗り物ごとインできる。

多人数の乗り物、たとえば公共交通機関(バス、列車、飛行機、フェリー)などからインすれば、自分だけが運動エネルギーを保持したままインすることになる。たいてい、大怪我以上の結果となる。

ただし、乗員全員がプレイヤーの場合は問題ない。全員乗り物ごとインできる。


ゴールアウトで(現世地球のその場所に)瞬時に帰還(ワープアウト)。ゲームクリアとなる。


距離によってポイントが得られる。1kmが1pt。端数切捨て。

ただし次ゲームからは、当人は、同じ世界からポイントできない。(作者である高次元人としては、速やかに、さまざまな世界に、行ってほしい。)


価値があるのはゴールアウトただ一つのみ。他プレイヤーを妨害しても得点にならない。


緊急ゴール(現世に帰還)したいときは、ゴールボタンの長押しで可能。この場合はゾーンアウト扱いにはならない。ただし、無得点な上に、最初に設定したゴールまでの残距離分、所持しているポイントから引かれます。


ポイントを貯めるといいことがあるらしい……という噂。事実は不明。何点にまで積み上げればいいのか誰にもわからない。

これは高次元人の仕組んだ釣り餌である。褒賞はない。(今の所?)


逆に言えば、仮にマイナスポイントになったとしても、問題ないということ。

その意味での裏技。

スタート地点を東京にして、ゴール地点をブラジルとする。すると、ライン2万Km、マージン1000kmとなり、日本を広範囲にカバーできる。


注意。ラインは、最短距離に引かれます。東回りで3万kmの地点にゴールを設定しようとしても、ラインは西回り1万kmと設定されます。


モチベーションを上げるため、政府が独自に、ポイント設定している。

例:1000pt(=1000km)で10万エン贈呈、など。

政府側のメリットとしては、何と言っても資源の発見。それと、旅関連企業の高景気による税収入。




【具体例】


■或る某氏の例

0時にゲームスタート。

1時に休憩。

 右の道を選んで。

2時にアウトが確定した。

3時にワープアウトの予定だったが当然無理。

4時に家族が心配してレスキュー依頼。

5時にレスキュー隊が現着。

 レスキュー隊、某氏と共に、ゼロ秒で過去の1時へ。

   今度は左の道を選んで。

  2時にセーフが確定した。

  3時にゴール手前に到着。

   時間旅行は2時間ということだから、

7時の“現在”に、ゼロ秒で帰還。

ゴールして無事ワープアウト、となる。


1時から3時までの2時間、その時点で見て、現在のパムホと未来のパムホが同時に存在することになる。

ゲームシステムは気にしない。最終的にちゃんとパムホはゴールした。その事実だけあればいい。


1時の時点で“過去の自分たち”に見つかり、影響を与えてしまったら?

時間軸が分離する。過去の人たちの時間の流れが別の方向に流れ、その時点を彼らの“現在”として異群化し、こちらからは知覚できなくなってしまう。つまり目の前で彼らは消えてしまう。自分たちは元の時間軸のまま。


自分一人だけだったら?

過去の自分が未来の自分からアドバイスを受け、行動を変えたら、行動を変えた(じぶん)は異群世界へ行く。ただしそれも彼にとっての本当の世界。気にする必要はない。行動を変えなかったら時間軸は変わらない。彼はやがて自分と同じ行動をするためにここに現れる。


過去に影響を与えないことは非常に難しい。大げさに言えば、小石を蹴っただけで歴史が変わる。安易に時間旅行はしないことだ。


■ある犯罪者の例

群間戦争のせいで人口は激減しているが、インフラ始め環境は、そこそこいい。その世界の“自分と彼女”は亡くなっているから、そのまま入れ替われば戸籍の問題もない。正体が知れそうな知人たちも軒並みいない。とても都合のいい地球だ。典型的な“|アダムとイブ症候群《A.E.syndrome》”だね。


昨日


17時31分21秒02 XY、ワープイン。

18時 XY、ゾーンアウト。XY、部屋に入る。

   Y、かわいそうな女の子の存在を知る。


本日


10時 AB、依頼を受ける。

11時 AB、ワープイン。(ラインは一周分。したがってABのゾーンアウトは心配無用)

11時30分 AB、現着。鍵がかかっている。(この時点で、最大、昨日11時30分までジャンプできる)


昨日17時 にジャンプイン。押し入る。押し入れの中へ。そしていったん現在へ。


12時 この時点での現在。(この時点で、最大、昨日12時までジャンプできる)

   AB、押し入れの中のままで、再び過去へ。

11時40分 AB、押し入れの中から出て、Yを救出。三人、さらに過去へ。


昨日18時前 Y、ABへかわいそうな女の子のことを告げる。


   ABY、昨日のXYがゾーンアウトしたのを、ゾーン内から見守る。上書き開始。A'BY三人、現在へ。

13時 この時点での現在。(この時点で、最大、昨日13時までジャンプできる)

   Aの特別行動。ここのA、A'に。

   A'BY、そのまま位置を変えず、ふたたび過去へ。

11時40分 ゾーンに戻る。10分ほど待って、上書き終了。A'BY三人、現在へ。

13時40分 この時点での現在。そこで待ち構えていたYの家族にYを引き渡し、ミッション完了。

   Y家族のワープアウトを見送る。


世界は数多ありますが、あの子を救えるのはZ氏、貴方一人しかいないのです。




【時間旅行について】


行きは、一度にでも刻みつつにでも、現在から見て最大24時間前まで行ける。手荷物を持って行けるし、同伴者もOK。


ただし戻りは一回で、しかも“現在”にしか戻れない。

(※物語の単純化。そうしないと筆者の手に負えない。時間物は難しいのだ。)


過去の世界に生きることはできない。必ず、現在に戻ってこなくてはならない。わざと戻らない場合でも、24時間たったら、強制的に現在に返される。


旅行先で1時間経過したら、“現在”はつまり出発から1時間後の現在である。


旅行の“移動時間”はゼロ秒である。


つまり、君と僕、二人の年齢差は一生変わらない、ということ。




【小説創作法】


竜頭蛇尾でいい。以下省略。

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