魔の森で現状把握
ここは魔の森のログハウスには、ウッドデッキには、素の状態で翼を広げた俺シュンがタバコをふかしながら、エールを飲んでいる。
そして隣には、リンが座りエールをのんでいる。 ウッドデッキにある椅子には、シリルが座っている。
「相変わらず、人間が面倒を作ってくれたよなー。 しかも2度だ。」って俺はタバコを一服してる。
「そうだのだぞ! 最初のが酷かったから結局魔界軸で10年かかったのだぞ。 しかも、こっちのも魔皇帝と平行対応だったのだぞ。」って、シリルはエールを飲みながらいう。
シリルの気持ちもよくわかる。
「ったく、手伝っただろ。 それに、俺んところは、ひれぇーし、アークも駆け巡ってよ、こっちだって、20年だぞ。 んでお前んとことここやって、同じく合計30年だな。
あー、ほとんど寝てねぇーよな おれら」って俺。
「うん、寝てないぞ」
「地味な作業だったな」ってリンも思いだしながらいう。
「本当じみぃーな作業だったよな」って俺。
「地味だったぞ。」っていうシリル。
まじ、この30年間俺らは地味な作業をほとんど寝ずでやっていた。 原因はあの振動音。
「んで、やっと終わった俺らが、祝杯してたらよ、あいつの依頼で、久々の人間社会にきてるわけだが、やる気ねーよな」
「「同意」」というリンとシリルだ。
「なんか、時がくるまでここにいてもいいような気がしねぇー」というと、リンとシリルも頷くのだった。
「みなさん、お疲れですね。 おまたせいたしました」って、久しぶりの現れたのはゲールだ。
「眠いのだぞ」と文句をいうシリル。
「大枠は把握してんがよぉー、現状を教えてくれ」って、俺はエールをのみあくびをしながら聞く。
まじ、眠い。
「ええ、ご説明します。 あとこれが報告書です」といい、ゲールが報告書を俺、シリル、リンに渡しながら説明をするのだった。
報告書を読みながら、
「なぁ、これって、こうなると面白くねぇーか?」って俺の口元がニヤリしながらいう。
「確かにな」ってリン。
「お! 面白なるかもだぞ」と目を輝かせてるシリルだ。
よし、久しぶりに活動だな。 ってその前に寝ようって事で、俺たちは各自の部屋にいって寝た。