華族会議㉕
「だけど、父さんがゲームは楽しいって心の底から分かってくれたみたいで本当にうれしいよ。
Makotoさんもカロさんもゲームで作った友達なんだろ?
今回Makotoさんには勘違いしちゃって悪いことしちゃったな。
ごめんなさいMakotoさん。」
改めて勘違いしていたことを謝った。
しかしアムジャックこと父さんから、衝撃の返事が来てまたショックを受けた。
「いや、Makotoもカロもギルティワールドで知り合った友達っていう訳ではないよ。
この二人はリアルからの繋がりだ。
お前もよく知っている二人だよ。
……Makotoは母さんだ。
母さんの実家に帰ってからギルティワールドを始めてもらったんだ。
時期的にも父さんがひきこもり出したのと同じだから、お前が勘違いするのも分かる。
だけど、どうしても今日のこの場所に一緒に居れるように協力して欲しかったんだ。
二人とも予想以上ギルティワールドを頑張って楽しんでくれたみたいだけどな」
「そうよ、一真元気にしている?
父さんの言われた通りにしたかったから、今まで口を出さなかったけど、本当はとっても心配していたのよ。
父さんから色々最近のことを聞いていたけど、バイトも始めたらしいわね。
一生懸命に生きているみたいでよかったわ」
母さんと紹介されたMakotoが初めて言葉を繋げた。
俺はもうこの時点で軽いパニック状態。
どういうことだ。
憧れだったプレイヤーが父さんで、父さんだと思っていたキャラクターが母さんだった?
なんかの冗談だろ?
だったらカロは誰なんだ?




