表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Q.通り魔に殺されたJCはどうなる?   A.魔導書になる!!  作者: お花見茶
第1章 死んでまさかの魔導書転生!?
19/28

18.出店いっぱいです!!

明けましておめでとうございます!!

〔到着〜!!〕


 私はテテアを引っ張って街の中央広場にある噴水のところに連れて行った。


「リ、リーシェ……ちょっと……待って、くださいませ。」


 テテアがゼェゼェと息を切らして言った。


〔あ、ごめん。テテア、大丈夫?〕

「な、なんとか……。」


 私は急いで出店から果実水を買ってきて、差し出した。


〔はい、これ。〕

「ありがとう、ございます。」


 テテアはお礼を言うと、ゴクゴクと音を立てて飲んだ。


 ……なんていうか、テテアらしくない。それ程喉が乾いていたんだろうけど。

 

 はしたないが、流石にこの状況では何も言うことができない。この状況を作ったのは私だしね。


「……ふぅ〜。生き返りますわ。」


 プハッとコップから口を離すテテア。


 可愛い……じゃなくて!!


〔ゴメンね。早くここに来たくて……。〕

「別にいいですわ。

 リーシェだって悪気があってやった訳ではないのでしょう?」

〔うん。〕

「なら、今度から気をつけてもらえばいいだけです。

 ……それはそうとリーシェ、いつの間にか敬語じゃなくなってますよ?」

〔え?……そういえば。〕

「やりましたわ。

 ついにリーシェを敬語からやめさせることができました!!」


 テテアがグッと拳を握って言う。


〔え、あの、ちょ、ここ、街中……。〕


 広場にいる神や魔導書グリモワール達がこちらを見て、叫んでいるのがテテアだとわかると驚きの目を向けている。


 あ〜、目立ってるし〜……!!


〔ちょっと、テテア。静かにしてよ、もう。〕

「はっ、すみません。つい……。」


 テテアは手を下げて、もじもじと恥ずかしそうにした。


 うん、可愛い。

 ……って、だからそうじゃなくて!!


〔ほら、早く行こう?いろいろな出店や屋台があるよ。〕

「本当ですね。見て下さい、このお店。アクセサリー何かも売っていますよ!!」


 出店にテテアが駆け寄った。


「いらっしゃいませ!!

 あれ?テテア様じゃないですか。」


 店員らしき天使がテテアを見て言ってきた。


 天使といっても、翼が生えていたり、頭上に輪が浮かんでいる訳ではない。翼はあるにはあるが、出し入れできて大きさも自由自在だ。普段は翼を小さくしているか、消したりしているらしい。


 ちなみに、今目の前にいる天使は消す派のようだ。


「あれ、テオさん?

 ここ、ディア·ネイリク様のお店だったのですね。どおりで綺麗なわけですわ。」


 ディア·ネイリク様というのは、確か技工神の名前だ。イロイロナ物を作るのが趣味で、木があればイスから家まで造り、鉄があれば武器から防具、花を見つけると染料から作り出し、布を織ったり染めたりする。

 神界では変神として有名な神様で、一度作業に入るとご飯も食べず、寝ることもしないで、何日も仕事部屋(作業部屋とも言う)にこもって作業に暮れる。しかし、そうするだけあってディア様のつくった物はどれも最高級品で誰もが欲しがり、出店が出たら即完売してしまうという。


「ありがとうございます。師匠に伝えておきますね。きっと喜びます。

 ……あの、さっきから気になっていたのですが、そこにいる魔導書は?」

「あ、紹介しますね。リーシェですわ。見てわかるように、魔導書です。

 リーシェ、こちらは技工神ディア·ネイリク様の部下のテオさんですわ。お弟子さんでもありますの。」


 へぇ〜、そうなのか。だからさっき師匠って言ったんだ。


「はじめまして、テオと言います。さっきテテア様に紹介頂いたように、技工神ディア·ネイリク様の部下をさせていただいています。まあ、部下といっても弟子のほうが経験長いですけどね。」


 テオさんが少しおどけた口調で言った。


〔はじめまして。リーシェルト·ステラス·リューズです。リーシェと呼んで下さい。テテアとは親友なんです。といっても、今日会ったばかりだけど。〕

新年1話目です!!

新年に合わせて新キャラ登場!!


誤字脱字あったら教えて下さい。

感想もお待ちしてます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ