7 アイスより甘いデート
昨日の段階では21時に投稿するって言ったのにこんな早く投稿してすみません。
皆さんのおかげでモチベが上がりすぎて暴走しちゃいました。
毎日19時10分投稿予定!
ラヴァンデさんに指輪をプレゼントした後、
「あれ食べたい。」
とラヴァンデさんが言ったのでアイス屋の行列に並んでいる。
案の定、周りから嫉妬の目を向けられている。
「・・・アベル、この街に来て分かったんだけど、みんなが私を見ても怖がったりしないわ。」
ラヴァンデさん。
貴方は自分の顔と体を鏡で見たことがありますか。
ビジュアルSSSランクですよ。
「そうだね。ラヴァンデさんのことをみんな、すごい美人だ!うらやましい!って思ってるよ。」
「そ、そんなにいきなり褒めないで頂戴///」
ぐあっ!
はぁはぁ・・本日悩殺4回目。
3日はこの人と過ごすから最低でもあと10回くらい悩殺されそうだ。
「・・・ラヴァンデさん、順番来たよ。」
俺は王道のバニラ、ラヴァンデさんは迷っちゃうなーって目で見てきたので
「ほしいの全部選んでいいよ」!って言ったら
バニラ、ストロベリー、ブドウの三種類を選んできた。
容赦ねぇな。遠慮という言葉は昔になかったのか。
アイスを買った後、財布を見ると小学生のお小遣いくらいしか残ってなかった。
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「これおいしい!アイス?ていうのね。私の時代にはなかった!今の時代は最高ね。」
ラヴァンデさんが財布の中の寂しさを消し飛ばすくらいの笑顔を向けてきた。
あ、今の状況を説明するとベンチに座ってアイス食べてるんだよ。
アイスは確か300年前にエルベル王国で貴族たちが食べ始めたから
・・・・ラヴァンデさん、推定300歳以上!?
「ラヴァンデさん、もしかして美魔女?」
思わず失礼なことを言うとラヴァンデさんは見たことがないくらい驚いて・・・
少し暗い顔になった。
「ラヴァンデさん、・・・ごめん。失礼だよね・・・。」
「いいのよ。私はもう聞きなれてるし。」
聞きなれてる?
300年の眠りにつく前からそう呼ばれてたの?
少し暗い雰囲気になってしまった。
「なんであなたがそんな悲しい顔してるのよ。」
「ラヴァンデさんに悲しい顔させたくなかったのにさせてしまったから・・・。」
「ああ、もう!そんな気にしなくていいのに。ほら、こっち来て!」
そうやってラヴァンデさんは俺の体を引き寄せて、俺の頭を自分の太ももの上に乗せた。
膝枕じゃん!
「ラ、ラヴァンデさん!?」
「少しは元気出た?・・・私もあなたに悲しい顔なんてしてほしくないの。ほら、みて私の顔、明るいでしょう?」
たしかにラヴァンデさんはうれしそうな顔をしていた。
ていうか、元気出た?って、いろんな意味で元気になりましたよ。
「ありがとう、ラヴァンデさん。」
「ふふっ。こちらこそありがとう。今日は楽しかったわ。」
こうして俺の初デートは終わった。
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家に帰ってきた。
ラヴァンデさんの太ももの感触が忘れられん。
今日は眠れない気がする。
そして、夕食を食べた後、お風呂が沸いた。
「ラヴァンデさん、お風呂沸いたから入ってー。」
「あなたも一緒に入る?」
「ふぇっ?」
上目遣いでそんなこと言わないで。
ドキドキしちゃうじゃん。
「おひとりでどうぞ!俺が本気で入りたくなる前に入って!」
本音を言うと一緒に入りたい。
本能には逆らえないのだ。
「・・・一緒に入ってもよかったのに…。」
「冗談でしょ?」
俺が聞くと
「冗談よ。」
やっぱりそうだよね。からかわないでよ・・・。
「・・・半分ね。」
最後に何を言ったのか俺には聞こえなかった。
何て言ったんだろ?
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別々でお風呂に入った後、ラヴァンデさんに本の読み聞かせをした。
「昔々ある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。ある日、おじいさんは芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯をしに行きました・・・。」
ラヴァンデさんは目を輝かせて聞いていた。
「・・・なるほど、ももから生まれた少年が鬼を退治する話ね。・・・見たことがない字で書いてある、聞いたことがない話だったけど、面白かったわ。」
「それはよかった。ばあちゃんが持ってた本なんだよ。桃○郎って話ね。昔よく読み聞かせしてもらってたから、この本の文字は読めるんだ。」
ほかにも、ぐ○とぐら、かぐや○などもあるよ。
ばあちゃん、不思議な本ばっかもってたからな。
「?私が眠っている間にできた言語じゃないの?」
「違うよ。」
ばあちゃんはこの文字が何語か教えてくれなかったけど、少なくとも現存する国の言語じゃないことはわかる。
「・・・そろそろ寝よっか。ラヴァンデさん。」
「ええ。それでね、あのね・・・」
どうしたんだ。いきなり照れ始めて
「こ、怖いから一緒に寝て!」
はああああああああああああああああああああああああああああああああああああ?
心の中で絶叫した。
あの日まであと2日
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次回からシリアスの部分が現れてくるかもしれません。




