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17 一冊の本

最新話です!

「ぜぇ、ぜぇ、ゲホゲホ・・・おのれエペノアールめ。」


アルヴィースは腹から血を流しながら憎しみの言葉を言った。


そのとき、


「心配してきてみれば大正解でした。アルヴィース司教。」


シュリエッタが現れた。


「…貴様もエペノアールか。」


「はい。アルヴィース司教。教団について知っていることをすべて話してください。」


「・・・・もうどうせわしは助からんしいいだろう。…聖教は魔女の血を大量に摂取することで生きながらえている。わしらトレズ・シュバリエが生きながらえているのは魔女の奇跡と呼ばれる副作用ない血によるものだ。」


アルヴィースは苦しそうに話し続ける。


「だが、魔女の奇跡はごくわずかしか生成できん。‥さらに魔女の奇跡の効能はすぐに失わ・・れる・・。」


シュリエッタはアルヴィースから語られる話を驚きつつも聞いていた。

そして、ある質問をした。


「ラヴァンデさんは今どこにいますか?」


「ああ・・あの魔女・・は・・い・・ま・・」


そこでアルヴィースは息を引き取った。


「・・・一番大事なことを聞きそびれてしまいましたか…さて、アベル君たちはどこに…いた!」


アベルは13歳くらいの獣人を抱えて倒れていた。


「この子供も一応運びましょうか。さて、アルヴィースは、何か有益な情報があるものを持っているでしょうか。」


シュリエッタがアルヴィースの懐を漁るとグラ〇ア‥ではなく、一冊の本があった。


______________________________________________


「ここは…?」


どこだ。ここ。


「アベル君!」


シュリエッタさんが抱き着いてきた。


「いてててて・・・」


「あ、ごめんなさい。つい‥」


シュリエッタさんが申し訳なさそうに言う。


「大丈夫だよ。・・・ほかのみんなは?」


「マーガレット先輩もルブラン先輩も無事です。それと‥アベル君が抱えていた獣人の女の子も。」


リリも無事だったんだ。

よかった。


「アベル君以外全員目を覚ましています。アベル君の体調が整い次第、今後の方針を話し合っていきたいと思います。」


「なんか成果あったの?」


「はい。アルヴィース司教の持っていた一冊の本から、聖教の情報を見つけました。」

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