4 これ、もうラブコメ展開じゃん
しばらく、ラブコメ要素が強くなるかもしれません。
それと報告です。
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俺の家にあの女を入れてしまった。
いや、入れるしかなかったのだが。
今、俺は机をはさみ、女と向き合うようにして座っている。
「俺としても、申し訳ないと思っているんです。あなたがぐっすり寝てたのに起こしてしまったようで。」
とりあえず謝っておこう。
「あら、わかってるじゃない。反省してるなら私を泊めて・・・」
「駄目です。」
それとこれとは違う。
俺が家に入れたのは俺を何時間も待っていたからだ。ずっと立ちっぱなしはかわいそうだしね。
だが、泊めるつもりはない。
「お願い。私、あなたに断られたらもう・・」
女は切実な顔で頼み込んでくる。
うっ!心が痛い。
でも、一人暮らしでもきついのにこの人泊めることになったら、財布どころか、家の中もカラになっちゃう。
一応ばあちゃんの遺産があるけど。
「俺はあなたの中でどんな評価にされているかわかりませんが、男に泊めてと頼むということはどういうことかわかってますよね?」
これで、さすがにあきらめるだろ。
いや、まてよ。
あんな姿で寝ていた女だ。羞恥心をどこかに忘れているかもしれない。
裸族だったにしても家じゃないところで裸で寝るのはやばすぎだし。
「貴方、私が全裸だったのをみて上着をかけてくれたでしょ?あなたは紳士じゃないの?」
予想通りの返答ですね。
はははは。
「多分ですけど、男性の方は全員、裸の女の子がいたら体を見た後に背徳感と罪悪感で上着とかかけると思いますよ…。」
そんなに泊めてもらいたいなら読者の方のところへ行ってほしい。
心優しい読者のみんななら、きっと泊めてくれるよ。
「だから、諦め・・・」
その時、
ぐぅぅぅぅぅぅぅ
女の腹が鳴った。
女は顔を真っ赤にしている。
「えっと、ね、これはその・・・。」
すっごい照れてるな。
・・・ちょっとは親切しようかな。
「・・・朝食でも食べていかれます?」
俺の言葉に女は顔を赤くしてうなずいた。
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本日の朝食はコーヒーとパン、それとオニオンスープ。
いつもミルクコーヒーしか飲まないのにブラックが飲みたくなった。なんでだろ?
「どうぞ。お召し上がりください。」
俺は女に食事を出す。
「ありがとう。」
女は微笑んだ。
落ち着いてみるとすごい美女だ。
朝から元気になりそう。
俺は女と一緒に食事をとり始めたんだけど、そしたらさ、
女が泣いていた。
「え?どうしたんですか?変なものとかアレルギーとか・・・」
心配して近寄る俺に女は言った。
「大丈夫よ。ただ、こんなに温かいスープを飲んだのは久しぶりで・・・。」
たいしておいしくもない普通のスープ。
隠し味に愛とかも入れてないのに彼女には心にくるものがあったようだ。
もしかしたら、彼女には重たい過去があるのかもしれない。
そしたら急に彼女に対して庇護欲がわいてきた。
「あの、さっき断っちゃったんですけど2,3日くらいなら泊っても構いませんよ。」
すると彼女は驚いた顔をした。
「いいの?」
「はい。あなたをほっておけなくなりました。」
彼女に過去を聞くのは野暮だから聞かないけどどう考えてもろくな過去じゃなさそうだし、心に傷を抱えているかもしれない。
「ありがとう!」
そう言って彼女は抱き着いてきた。
やばい、距離も感触も童貞にはきつすぎる。
「ちょ、やめ・・・。」
照れながら言うと彼女は自分が何をしたか理解したようですごい照れながら俺から離れた。
「ごめんなさい。ついうれしくて・・」
可愛いかよ。
こうして同居生活が始まることになった。
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