表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

前編

爆発と共に、ビルが吹き飛んだ!


「きゃあああッ!」


「に・・・逃げろーッ!」


街が破壊され、人々が逃げ惑う!


「げへへ!

今日から、この街は我ら秘密結社ミュータンのものだ!」


カエルのバケモノが、宣言する。


「きゃあああッ!」


小さな女の子が、全身をタイツに覆われたような戦闘員に捕まる。


「さあ!

市長を呼べ!」


そのときだった!


ばきゃッ!


女の子を拘束していた、戦闘員の腕が吹き飛んだ!


隙を見て、女の子は脱出する。


そこにいたのは、いかにも熱血漢でイケメンの青年!


「まてい!

貴様らの悪事!

許しておくわけにはいかん!」


但し・・・


かなりのマッチョ・・・


アーノルド・シュワル○ネッガーや、オ○ドリーの春○が裸足で逃げ出すほどの・・・


「だ・・・誰だ貴様は!?」


いつの間にか、同様なマッチョが四人集まっていた。


メガネをかけて、知的そうな美青年。但しマッチョ。


三枚目のような美少年。但しマッチョ。


お調子者で愛嬌がありそうな美少女。これもマッチョ。


クールビューティーな印象を受けるお局様のような女性。彼女もマッチョ。


「いくぞみんな!」


「「「「おう!」」」」


「熱血」のリーダーらしき男に、皆が返答する。


「「「「「変身しマッスル!」」」」」


一斉に声をかけると、全員が特撮のヒーローのように「変身」する!


「マッスル・レッド!」


「マッスル・ブラック!」


「マッスル・ブルー!」


「マッスル・イエロー!」


「マッスル・ピンク!」


ちゅどおおおおん!


彼らの背後が爆発する!


「「「「「筋力戦隊パワードレンジャー!」」」」」


「く・・・くそッ!

いけッ!

便所コオロギ怪人!」


「ぐごお!」


*注、Gでもカマドウマでもありません。

「便所」に生息していた「エンマコオロギ」の怪人です。


「いくぞ!

マッスルランチャーだ!」


「「「「召喚!

マッスルランチャー!」


五人の元に、重量級のランチャーが、転送されてくる。


しかし、持っているのは、レッドただ一人。


後の四人は・・・?


「ハッスルマッスル・・・」


「ハッスルマッスル・・・」


特殊な器具に身体をホールドして、ストレッチをしていた。


そのうち、ぐんぐんとエネルギーが溜まっていく。


レッドは、「便所コオロギ怪人」に狙いを定める。


「撃ちマッスル!」


どうんッ!


凄まじい破壊エネルギーがほとばしり、レッドの身体がズズッとわずかながら下がる。


「ぎゃおおおおッ!」


「便所コオロギ怪人」は、粉々に砕け散った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ