番外Ⅱ 流菜の幸せ(後編)
うう、短い……。
「ワフゥ!」
青い海、青い空、白い砂浜、そして波と戯れる陸君。
「楽しそう……。」
私はその様子を写真に収めながらそう呟いた。
そして陸君の事をぼんやりと見ていると……、
「あれ?流菜じゃん……どったのこんなところで。」
急に後ろから城川さんの声が聴こえて驚いた。
「し、城川さん……。」
城川さんは真っ赤な水着姿。恐らく泳ぎに来たんだろうな……と私は思った。
城川さんは陸君の事をチラリと見ると、
「私は泳ぎに来たんだけど……。
何?バ……、犬と遊びにでも来たの?」
と言った。私は、
「ええ、そう。」
と言うと城川さんはニヤッと笑うと、
「へぇ……、あんたの事だからバカリクとおデートでもしてんのかと思ったのにぃー!」
と言った。急に顔が熱くなる感じがして……私は城川さんの顔から目を逸らし、
「なっ、何を……言うのよ……。」
と言う。すると城川さんは、
「まったくぅー、流菜ってウブよねぇー。」
と言う。その言葉を聞いた私は余計に顔が熱くなってきて……。
「しっ、城川さん!わ、私たちそろそろ帰るからッ!」
そう城川さんに言うと急いで荷物をまとめ、まだちょっと遊びたそうだった陸君を連れて帰った。
それから、家で私は陸君とお風呂に入って、ご飯の時は陸君にあーんして食べさせてあげて、その後はベッドで寝ながら陸君をもふもふして……そのまま私は陸君を抱きしめて、寝ちゃって……。
──そして翌日、陸君は何故か叫び声を上げて、目を回していた……。
ど、どうしてだろ……?
短いいいい




