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奇想短編箱:へのへのもへじの枠に収まらなかった物語たち  作者: 杉勝啓


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病院にて

今は昔。


女がいました。女は深夜、腹痛に襲われました。夫に頼み、夜間診療している病院に連れていってもらいました。病院につくと痛みはおさまってきましたが、診察をしてもらうことにしました。


女医がいいました。


「じゃあ、もう帰っていいですよ」


でも、女は家へ帰ったあと、また、腹痛に襲われると困ると思い女医に伝えました。


「でも、家へ帰ってまた、お腹がいたくなると困るのですが」


「あなたが、これから、また、お腹が痛くなるかならないかなんて神様でない限りわかりませんよ」


そんな会話だけで高い診療費を払わされました。


夫に伝えました。


「そんな診察なら、医者じゃなくても僕でもできるよ」




また、別の日、別の病院にて。


女は、ある用があり、病院を訪れました。そこで、気分が悪くなりました。心配してくれた看護婦さんが待合室で横になるよう勧めてくれました。横になっていると、その病院の院長がやってきて言いました。


「ここは、寝る場所じゃないから、タクシーをよんであげるから帰りなさい」


その病院と女の家はタクシーの一区間ほども離れていません。タクシーに費やすお金がない女は仕方なくふらふらしながら、家に帰りました。

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