前へ目次 次へ 13/21 白い服の女が残したもの むかし、むかし、男がいました。 男はタクシーの運転手でした。 夜中にタクシーを走らせていると髪の長い白い服を着た女にタクシーを止められました。 女は顔色も悪くうつむいたままです。不審に思いましたが目的地のお寺まで女を乗せておろしました。 女がおりた後、ふと見ると、女が座っていたあたりが水でびっしょり濡れていたのです。 男が確認すると、その水はアンモニアの匂いがしました。 男は仕方なく、雑巾で拭いてアルコールで消毒しました。 おわり