第6話 一年後のとある一日
??? Lv27 11歳 狂人 魔狂竜人 称号:喰人 魔法使い 放浪者 戦士 剣士 解体士 殺戮者
HP:490/240(+10×2) 魔力:642/319(+10×2)筋力:136(+10×2)
耐久:108(+10×2) 速度:151(+10×2) 幸運:78(+10×2)
スキル:斧術 Lv4 剣術 Lv3 槍術Lv2 体術Lv1 隠密Lv1 解体 Lv4 調理Lv2 武具手入れLv1 悪食 Lv3 偏食(人) Lv1 偏食Lv3 飢餓 Lv3
ゴブリンキラーLv6 オークキラーLv3 オーガキラーLv1 インセクトキラーLv2 ワームキラーLv2 ゴーストキラーLv1
毒耐性Lv3 麻痺耐性Lv3 火傷耐性Lv2 呪い耐性Lv1 物理ダメージ耐性Lv7 魔法ダメージ耐性Lv3 自然治癒Lv2
健全Lv1 根性Lv1 剛力Lv1 堅牢Lv1 俊足Lv1 豪運Lv1
固有スキル:魅了 深龍化龍鱗
祝福スキル:アイテムボックス 能力倍化 鑑定 急成長 魔法(火雷・水氷・土金・風木・光聖・闇死・空時・契・体・召・界) 魔法創造 翻訳
あれ?11歳になってる。え~転生してから18日後に10歳になったから、、、
384日目か。この世界の一年が365日なら、だが。
ん?365日なら計算が違くないか?まぁ、いいか。
とりあえず昨日Lv27になったから、行けるか。
51階層目。敵はワイバーンの群れ。Lv20の時ぼろ負けした。
リベンジってやつだ。
昨日の昼にオーク食ったのが最後だから飢餓の効果も十分。
悪食で触れた、殺した、食った相手の魔力とHPも回収済み。
段を上る。ほかの階層の6倍はある階層には、崖を中で空を飛び、弱者を見下す竜が5匹。俺のことを覚えているのか、警戒しつつも完全に緩んでいる。
今のうちにバフ掛けれるだけ掛けるか。まず”体”による身体強化と、
「灰雷加」
「宴焔走」
”雷”による速度上昇と”火”による攻撃力上昇。
「防御結界」
一応、薄く青く輝く結界も張る。
ふう。これで準備完了。
「腐死蝶ノ黒槍」
手の影から見るからに禍々しい黒槍が形成された。
それを適当に投げる。
おお、ワイバーンが一匹死んだ。運がいい。
この闇魔法デットエンドランスはなんとびっくり、当たった相手をぶっ殺すという能力を秘めている。そしてホーミング機能付き。しかも物理ではなく魔法の力で殺すので外傷が付かない。
だがしかし、当たる対象は視界内の存在のどれかで、自分では決めれず、さらに能力が発動する確率は30%ほどしかない。だから運がいいのだ。
仲間を殺されたことでブチギレたワイバーン×3が地面スレスレ飛びながら突進してきた。さっきまでナメてた相手だからか完全に我を忘れている。
「マッドニードル・全」
低い音を響かせ、俺を中心とし地面が割れ、集まり、尖る。
そのおよそ2秒の間にワイバーン達は逃げられず、串刺しになる。素材がもったいない気もするがしょうがない。
残りは一匹。警戒心が強いのか、ビビりなのか、頭がいいのか知らないが降りてこない。
ど~したもんかな~魔法もよけられそうだし。
もういっか。だるい。ちょっと魔力使うけど、
「腐死蝶ノ黒槍」
「腐死蝶ノ黒槍」
「腐死蝶ノ黒槍」
よし、死んだ。ワイバーン達の死体をアイテムボックスに入れる。
Lvは……上がっていない。
さ~て52階層だ。
……レッドドラゴン?
そこには30メートルを超える深紅の龍がいた。
「深龍化」
「龍鱗」
反射的にスキルを発動していた。
……あれは本物だ。ワイバーンなど比べるのもおこがましい。
スケイルによって鱗が生え、防御力が格段に上がろうとも、ドラゴノイドダイブにより、角と羽と尾がより大きくなり、全ステータスが跳ね上がろうとも、”格”では到底敵わなかった。
しかし、
インフェルノドラゴン Lv34 討伐推奨Lv60?
最強と言われる龍種の一種でありレッドドラゴンの上位種。見かけたらすぐに逃走、通報したほうが良い。
※何者かにより契約された形跡あり。本来の力が封じられている模様
やっぱり弱ってる。今のこいつは王の覇気的なのはあるが強者の覇気がない。
ただの勘だけど、ただの勘でも、ギリ勝てると分かる。
深呼吸をしていると、ドラゴンの口が赤く光った。
ファイアーブレス的なのか?
「防御結界」
低く、少し角度を付けて設置したバリアを足場として使い、全力で右に飛ぶ。
轟音とともに俺から見て左が紅に染まる。
あっぶね!このブレスで地面が溶けてやがる。避けてなかったら即死だな。
身体能力が強化されるドラゴノイドダイブはこういった第六感というか勘まで強化される。
それはそうとして、これ以上ブレスを吐かれるわけにはいかない。ただでさえ、こっちはむさ苦しい鎧と兜にお気に入りのコートなんだ。熱中症で死んでしまう。
龍の周りをぐるぐると周りながらどこを狙うか考える。
まずは機動力を割きたい。やっぱ翼か?
いや、足だな。足に傷をつければ着地がしにくくなるし、なにより注意が下に固まる。飛んで足がわざわざ狙われやすくしたりはしないはず。
眼前に振り下ろさられるバカでかい爪を避け、その手の甲に飛び乗る。アニメでよくある腕の上を走るやつだ。
だが現実はそううまくいかない。肘のあたりまでは行ったが振り落とされる。
これでいい。
「防御結界」
落ちるその途中で足場を作り、蹴る。その先は左足。
落下の力と俺渾身の跳躍力と腕のパワーを使ったハルバードで狙うのは……
足の甲、スネのほうがいいか。
ガンッ!
「グギャオオオーーン!!!!」
金属音と火花を出しながらも勝ったのは我がハルバード。完全に骨を折…った……
ん?アレ?ハルバードが……取れない。
そして現る赤の壁___
「防御結界」
べギべギべギッ!
いってぇ!じゃなかった。このまんまだと壁にバーンでミンチになっちまう!
「保護外殻!!」
体全体の衝撃を吸収するプロテクトバリアでどこまでいけ___
ドゴッ!
……よぉし!まだ死んでいない!
「……治ゴホッ!……治癒」
傷は全部治ったがまだ痛い。ていうかヤベぇな……壁がへこんでいやがる。
で、レッドドラゴンは……ハルバードは取られたが満足には動けなさそうだ。
四つん這いになって尾をぶん回している。
ってことはさっきのも尾の攻撃なのか?
このままじゃ俺が先に死ぬな。
デットエンドランスを使うか?でもあれ当たった奴の強さに応じて消費魔力が変わるからな~こいつに当たったら一発ですっからかんになりそうだ。
なにかで動けなくして首とか逆鱗的なのか心臓とかをグサッとやりたい。
何でも試してみるか。
「呪樹縛鎖廻牢獄」
地面から立派な木が生えレッドドラゴンを包み込む。
が、ブレスに焼かれた。
「氷塊界海壊凱」
レッドドラゴンが薄く白い氷に包まれていく。
が、またブレスに溶かされた。しかし右羽を完全に凍らせた。
「伝雷集架砲」
雷の圧縮された弾丸が飛び爆ぜる。
が、寸でのところで避けられる。しかし右腕を使い物にならなくした。
「縮粛ノ不視結界」
上から、そして横からレッドドラゴンを押しつぶす力技。
そして、龍は地に伏せた。
レッドドラゴンは全方位をバリアに囲まれて一切動けない。
呼吸もできないんじゃないか?
俺は青龍刀を構えつつ、ゆっくりと慎重にレッドドラゴンに近づく。
そして詠唱。
「研磨」
極限まで砥がれた青龍刀でレッドドラゴンのあごの下、一枚だけ黒く染まった鱗(多分逆鱗)を突き刺す。
龍が暴れようとするが声すら出せていない。
龍が暴れようとしなったときステータスを見ると、Lv28になっていた。
勝った。




