表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/55

「彼」「彼女」は慎重に使う

「彼」「彼女」を乱用する小説家は、ネット小説は読んでるかも知れないが、紙の本は読んでいないと断言できる。


これはわたしが自分でも書いていて気づいたことでもあるが、「誤訳の構造」(中原道慶)を読んではっきりした。


「誤訳の構造」は、開成高校の先生が書いた本だが、ロングセラーとなっている英語翻訳の誤訳の暴露本である。


この本は英語の小説に絞って、日本でも一流の翻訳家が翻訳しても間違えた日本語の小説を書く上でも参考になる本である。


英語は超難解なので、英語に関心のない人は買わないほうが良い。


この本でわたしが気づいたのは、日本語の「彼」「彼女」と、英語のhe, sheの用法の違いによる誤訳である。


英語のhe,sheにはその直前の男性または女性を指すという規則があり、父親と息子が話している場面をheで受けても、混乱しない。


つまりheが父親を指すこともあれば、息子を指すこともあり、それを全部「彼」と訳すと意味が混乱して、誤訳に繋がった例が書いてある。


だが、父親を「彼」、息子も「彼」と訳すと、日本語では混乱する。


複数の男性または複数の女性が出てくる場面では「彼」「彼女」を使わずに、ちゃんと名前を書くべきである。


有り難いことに日本語では固有名詞を繰り返しても、構わないというルールが有る。


もう書いてない作家は、3人以上の男のいる場面でも「彼」を乱用していた。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ