心理描写・状況描写を伸ばす「具体的方法」
1.信頼できる本を「決め打ち」で繰り返し読む
まず量読みは不要です。
1~3冊を徹底的に読むほうが効きます。
選び方
文学賞の選者、受賞作家、講評を書いている側の小説
デビュー作より「中期以降」の作品
読み方は面白さは無視し、心理が動いた「1段落」に線を引くことです。
2.心理描写だけを抜き出すノートを作る
やることは単純です。
本を1冊読む。
心理が伝わった箇所を10か所抜く。
その文をそのまま手書き or 打ち直し。
ポイント:
感想は書かない。解釈もしない。ただ写す。
これを3冊分やると、
「心理はこう書くものだ」という型が身体に入ります。
3.「状況だけ書く」練習をする
心理禁止の訓練です。
やり方人物1人、場所1つ、200~300字
ルール:心理語ゼロ、比喩なし、形容詞は最小限
例の題材:
待合室、廊下、駐車場
あとで読み返して
「感情が見えるか」だけ確認します。
4. 選者の講評を集中的に読む
小説本文より重要です。
「ここが評価された」
「ここが弱い」
特に注目:
心理が説明的、状況が一般化している、主体が曖昧
同じ指摘が何度も出ます。
そこが地雷原です。
5. 同じ場面を3通り書く反復
題材固定がコツです。
例:駅のホーム、夜、人物1人
条件だけ変える:待っている、逃げている、見送っている
結論
良い文章を繰り返し読む。
悪い文章を理由付きで切る。
自作から感情語を消す。
これだけです。
才能論は一切関係ありません。




