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官能小説の視点の例外
官能小説では、物語の視点の扱いが通常の小説とは少し異なります。
読者は主人公の体験に同化することで物語を追体験するため、基本的には主人公視点を中心に据えることが重要です。
しかし、官能小説では男女両方の心理や行動を描きたい場合があるため、多少の視点混乱は許容されます。
たとえば、主人公視点で描いている場面でも、相手の感情や行動を少し描くことがあります。
重要なのは、読者が没入感を失わない範囲で、視点を柔軟に扱うことです。
ポイントは次の通りです。
1.主人公視点を中心に据える
読者が主人公に同化できるように、感覚や感情を優先して描く。
2.異性の視点は多少許容する
相手の行動や感情を、主人公の体験に絡めて少しだけ描く。
完全に別視点に切り替えるのではなく、あくまで補足として扱う。
官能小説では、視点混乱は致命的ではなく、読者の没入感を損なわない範囲で柔軟に扱われます。
この特性を理解することが、官能小説を書くうえでの重要なポイントです。




