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登場人物の数は話の長さに比例するのが普通
小説における登場人物の数は、話の長さに比例するのが普通です。
短い話に多くの人物を詰め込めば、それだけで読みにくくなります。
短編や中編では、人物を十分に描くための文字数が限られています。
そこに過剰な登場人物を配置すると、一人ひとりの役割が薄まり、物語の焦点がぼやけます。
結果として、「何の話なのか分からない」作品になりやすくなります。
文学賞では、限られた字数の中でどれだけ密度を保てているかが見られます。
長編であれば、人物を増やす余地はあります。
しかし短い話で同じことをしようとすると、構造が破綻します。
登場人物の数が話の長さに比例するのは、そのためです。
話が下らないから、登場人物を増やせば、面白くなると考えるのは、本末転倒です。
ネット小説の人気作に登場人物が名前が書いてあるだけで10人、書いてないのも含めると20人なんて言うのがありますが、こういうのは文学賞狙いでは全然駄目です。
こんなに大勢出してしまうと、肝心の心理描写ができなくなり、筋を書く余裕もなくなって幼稚な作品になってしまいます。
ネットでは、こういう駄目なのが評価されることがありますが、それはアニメの脚本家が修正できることを計算しているのです。




