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先生と私の恋愛事情  作者: 羽鳥藍那
高校編 - 後
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70

 話の流れから嫌な感じはしていて、録音を聞いて溜息をこぼしたくなった。

 翔真の件があったとはいえ、そこまで追い込んでしまったのは自分の責任だ。ご両親には早い内に謝罪すべきだろう。今日、時間を頂けないものだろうか。

 

 その前に嬉々として話をする沙織を諌めなければならない。

 遺恨を残すようなやり方は、これからの生活に影を落とすであろうから。


 泣かれるのは覚悟の上だった。そこまでしなければ応えないと思っていたからだが、いざ涙を流す沙織を見ると、後悔ばかりが募ってしまう。沙織だけが悪いわけでは無いのだから。


 だからこそもう一度、お願いに上がらなくてはならない。誰からも祝福される花嫁にしてあげるためにも。


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