↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先生と私の恋愛事情  作者: 羽鳥藍那
高校編 - 前
31/87

31

 贔屓が過ぎたのは解っている。それに伴う立場の危うさだって気付いていた。

 それでも、クラスで浮いてしまっている彼女に何もできない自分が、ただただ情けなくて行動してしまった結果、一人で食事をさせてしまうところだった。

 だから、結城に声をかけてお願いしたのだ。


 快く引き受けてくれた大半は善意だったのだろうが、話を聞くとそれだけでは無かった気がしてくる。

 それでも、それが解っていたとしても頼んだだろう。

 失敗だったとは思っていない。仮に噂なりになったとしたら、彼女に非難が行かない様、自分一人が舞台から降りればいいのだから。

 それが彼女を悲しませる結果になるとは解っていても、今の立場で採れる最善ならば構うことは無い。


 俺は、もしかすると罰してほしいのかもしれない。

 無垢な彼女を弄んでいる罰を。それでもなお思いを手放せないでいる罰を。


 彼女を解放してあげる切っ掛けを、欲しているのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。