第2話 帰り道
由早 「紗希ってギャラリーいると弱くなるよね。」
知ってて茶園場を投入してきたのですね。やはり策士。
紗希 「由早が強くなったんじゃないですか?」
静臥 「ミスはあったかもだけどいい試合だったよ。」
は?なんでこの人上からなんですか?ミスあったのに良いってどういう事ですか?
紗希 「ありがとうございました。じゃあ次由早と二人で指すので。」
イラっとするのをこらえ、「どっか行ってください。」ヘとつながる言葉で促す。
静臥 「あ、僕と指しませんか?」
ラノベで難聴系主人公が流行っていましたけど実際にいるのですね。ハムラビ法典に倣いこちらも聞こえ無かった体で言葉を返す。
紗希 「瑞希達15分に校門って言ってたからこれ最後ですね。」
由早 「そうだね。で、茶園場君が指したいって言ってるよ?」
いや、聞こえないふりしているのに何してくれているのですか?由早さんさっきからひどくないですか?
紗希 「私じゃ相手にならないですよ。ぼこりたいなら話は別ですが?」
悔しいが事実です。そしてそれでも打ちたいと言うなら性悪確定ですよと牽制も入れてみる。
静臥 「じゃぁ、・・・」
茶園場が口をひらきかけたのにかぶせて私は言葉を続ける。
紗希 「あと、平手しか指さないですよ。」
そう言うと茶園場は口を噤んだ。え?本当に落とす気だったのですか?ちょっと本当になんなのですかこの人という目でじとーっと視線をやり茶園場の言葉を待つ。茶園場の困った顔を見たさっきからひどい由早さんが、はーっとため息をつき口を開く。
由早 「紗希ごめんね。茶園場君ね、紗希と指したいって言ってたんよ。でね、ちょっとお願いされちゃってて、だめかな?」
自分で言えば良いのに。こんな事を女子に言わすとかその時点で無いですね。まぁ言われても指しませんが。あ、だから外堀を埋めようとしたのですね。
紗希 「そんなにぼこりたかったのですか?」
静臥 「いや、そういうことじゃなくて・・・」
ちょっと食い気味に答えた茶園場の声は大きく、視線を集める。やめてください、目立つのあまり好きじゃないので。ただでさえ美少女で双子という事で目立っているのにこれ以上好奇の目に晒させないでほしいです。と、自意識過剰の思考で周りを見ると視線がこちらに注がれている。視線の先を見返すとみんな視線をそらす。大方の視線が外れたのを確認してゆっくり息を吐く。
紗希 「落ち着いてくださいね。」
静臥 「ごめん。」
力なく答える茶園場に由早がスカートの裾をぎゅっと握って応援するような眼差しを送る。えっと?よし、付き合っちゃえば?口に軽く握った手を当てて、由早×茶園場の妄想をする。まぁ無くはない。有かなと無責任な解を出す。
由早 「茶園場君自分で言わなくてええの?」
由早さんそれもう言ってないのと同じですよ。と言いますか、由早さんこの人口密度高めで且つ先ほど注目を集めたこの教室で何を言わそうとしているのですか?恐ろしい事言うんじゃ無いですよね?
静臥 「ごめんね。金ケ崎さん。後で少し時間もらえないかな。」
なんか嫌な予感しかしないのですが・・・ここで又注目を集めるのも避けたいですし、今由早は茶園場サイドといっても過言ではないですね。思考が現状打破を模索する中呆然とした私とその返事を待つ茶園場の間で暫し沈黙が流れる。
由早 「紗希返事。」
由早の一言で我に返る。由早さん単語でしゃべらないで、父上に怒られますよ。子供の頃お茶が飲みたい時に「お茶。」と言ってよく嗜められたものです。現実逃避しているとキラキラした瞳で訴えかけてくる。何を期待しているのですか?
紗希 「瑞希達と待ち合わせしているので、すみません。」
由早 「15分に待ち合わせだから、17時丁度に切り上げれば時間作れるよね?」
くい気味な由早さんにえ?っという表情を向ける。由早さんどっちの味方なのですか?
静臥 「できるだけ手間は取らせないから、どうかな?」
いや、十分手間なんですけどね。気を使うならそこじゃなくてですね、この状況をやめてください。由早さんも。
由早 「待ち合わせ場所に鞄持ってってあげるから気にしないで。」
相変わらず由早さんの言っている意味が分からない。多分私が押しに弱いことを熟知した行動なのでしょう。はーっとため息をついてしぶしぶ承諾をする。
紗希 「手短にお願いしますね。」
静臥 「ありがとう。じゃぁまた後で。」
ようやく立ち上がった茶園場は、由早に軽く会釈して男子のいる方に戻っていく由早は満足げに小さく手を振りながら見送る。元のグループに戻った茶園場は友達から冷やかされている。チラチラとこちらに注がれる視線がうざい。同じ部内でありながら、元来女子と男子には接点がない。なので、今日のような展開は好奇の眼差しを集めても仕方ない。仕方ないのは結果であって原因ではない。ほんと、茶園場と由早には責任を取ってもらいたいものです。時折視線が気になりましたが、すぐに治まり時間を迎えた。じゃあ頑張ってと由早が私の鞄を持って先に出ていく。いや、私に頑張る要素はないのですが。
待ち合わせ場所に到着したが誰も来ていない。え?なんか私が先だとやる気満々みたいじゃないですか。そこは気を使ってくださいよ、茶園場さん。癪なので校舎を一回りしてくると茶園場が待っていた。こちらに気付いた茶園場が手をあげる。
静臥 「来てくれてありがとう。来ないかと不安になったよ。」
苦笑いをしながら頭を掻く。私が先に来てたんですけどね、むしろ茶園場が先に来ていれば校舎一周しなくて済んだはずと思うとイラっとした。
紗希 「で、なんですか?」
本題に入らない茶園場に不信感の目を向ける。誰もいない放課後の最終下校時間間近の教室で男女二人(美少女)が夕日に照らされているとか、想像力逞しい輩に見つかったりすると目も当てられないと思いながら想像力を逞しく発揮しているとようやく意を決したのかゆっくりと一言づつ噛み締めながら言葉を吐く。
静臥 「僕は紗希さんのことが好きです。」
はいはい。茶園場とはあまり喋ったことがない。と言うか、瑞希、由早、都花以外とほとんど話さない。以前もありましたが、よくも知らないのに告白とかどうなのですか?よく知ってたらそれはそれでストーカー?怖いのですが・・・故に、現時点で私に告白とかどうなのですか?怪訝な顔をしている私に茶園場は言葉を続ける。
静臥 「南貴崎さんに聞きました。金ヶ崎さんが男性とは付き合う気が無い事。」
あれ?由早さんどういう話をしたのですか?それって私女性と付き合うみたいに聞こえるのですが?いたってノーマルですよ。私は。
紗希 「いや、付き合う気は無いのですが、ちょっとニュアンスが違いますよ。話は終わりですか?」
この状況は正直面倒くさい。早く終わりたい。切り上げたい。失礼したい。
静臥 「あまり話した事もないので驚いているかもしれませんが友達になってもらえませんか?」
ほんとびっくりだ。順序がおかしいし、友達になってくださいって言われて友達になった事なんてないですよ。私が友達少ないからですか?普通はそうなのですか?
紗希 「嫌です。他にないなら失礼していいですか?」
過去の経験からある程度予測はしていたし、平静を保とうとしていたが心臓がバクバクしていた。ドキドキはしていません。バクバクです。高校に進級して過去に2回告白されたことがある。怖い思いもした。なので、こちらが安心して興味を持てる人以外は絡みたくない。私が興味を持ったからといって安全とは限らないし、相手が私に興味を持つとは限らないがこれが前提条件です。数秒待った。よくある時間が何倍にも長く感じる時間です。伏目な茶園場から返答がないことを確認して踵を返す。
静臥 「急にごめんね。また部活で。」
彼なりの覚悟で想いを告げたのでしょう。その気持ちは迷惑ですが人から好かれているというのは悪い気はしないし、彼の勇気には敬意を払いたいので茶園場の言葉に聞こえるかどうかの声で返す。
紗希 「また。」
私は待ち合わせをしている校門ヘと急いだ。なんで茶園場は関東弁?なんだろうとか考えながら校門が見える坂まで来ると三人を見つけた。既に集まっている三人は遠くからでも分かる程華やかだ。向こうもこちらに気づいたらしく手を振る。歩いていこうと思ったが、気付かれたので少し駆ける。
由早 「どうやったん?」
由早の問い掛けに瑞希と都花も期待の目を向ける。あぁやっぱり話しますよね。
紗希 「嫌って言ってきましたよ。」
一同だよねーみたいな表情で落胆する。何?付き合って欲しかったのですか?
由早 「茶園場君結構人気あるのに。」
人気だけで上手くいくなら芸能人のスピード離婚なんて起こらないじゃないですか。無責任な由早の言葉に仕返しをする。
紗希 「由早が付き合えばいいですよ。」
由早 「え?私はほら紗希がいるから・・・」
ドン引きする私に苦笑いの二人。モジっとする演技が冗談とわかっていても身の危険を感じる。
紗希 「冗談でもキモイですよ。」
由早 「冗談じゃなかったら?」
一歩私に近づき顔を近づけてくる。おお、かわいい。じゃなくて距離を保つために一歩下がる。不敵な笑みを浮かべた由早は一歩下がったところを畳み掛けるように一歩半距離を詰めさっきよりも近い所にかわいい顔を持ってくる。私の思考が停止仕掛けた所で瑞希が助けてくれた。
瑞希 「みんな揃ったし行こっか。」
由早 「だね。」
ぼーっとしていた私の袖をくいくいっと都花が引っ張った。
都花 「大丈夫?」
瑞希が由早の手を引いて歩き出す。残された私の顔を覗き込む都花の顔が近くて再び一歩下がった。都花もかわいい。好みもありますが学年で一番じゃないかと思います。容姿で負けるとか認めたく無いですが。つまり私達のグループは浮くくらいの美少女揃いなのですよ。客観的に見ても都花、瑞希、由早は学年はもちろん学校でみても五指に入る美少女です。客観的に見ましたが、一卵性の瑞希と私は瓜二つなので私も五指に入ってしまうのですよ。Q.E.D.
紗希 「ありがとです。」
都花の差し出す手は自然に握れてしまった。瑞希達との空いた距離を埋めるため少し駆けると何事もなかったかのように日常を取り戻した。
茶園場の事には触れずたわいもない話が続く。三人のコミュ力に
は頭が下がる。と言うかこれが普通なのかな?下校中の他のグループを見ても会話が弾んでいるところを見ると普通なのだろう。三人の会話に私は処々辛辣なツッコミを入れて三人を苦笑いさせた。大寒を過ぎたとは言え立春の頃まだまだ寒い。そう言えば昨日豆まきしなかったなとか思っていると話題はバレンタインデーになっていた。
由早 「みぃちゃんといっちゃんは誰かにあげるの?」
あれ?私には聞かないのですか?それとも私にはあげる相手がいない事が確定しているのかな?煩わしい質問なので聴かれ無くてもいいですが。
瑞希 「私は友チョコくらいだよ。」
とか言っているが怪しい。こういう事は姉妹でも話さない事が多い。相手が私だからかもしれませんが瑞希は事恋愛に関しては秘密主義だ。
都花 「私も。」
美少女が四人もいて誰もいないとか勘ぐってしまいます。
由早 「紗希は茶園場くんね。」
あ、こういういじられ方嫌いです。そもそも私は聴かれていない。あと友チョコも私の財政を悪化させるので回避したいくらいです。
紗希 「いえ、父上ですよ。」
由早 「うわーファザコンやねぇ。」
逆になんでそんなドン引きなのですか?親と関係良くないのですか?
紗希 「一ヶ月後確実に回収できる最重要物件ですよ。」
はははと都花が苦笑いをする。父上は普段厳しいが、それでも私たちには甘い。
由早 「茶園場君も気合入れてくれそうだけど?」
いい加減しつこいなぁ。ひょっとして由早さん茶園場に弱みでも握られているのですかと疑いたくなる。
紗希 「知らない人から物を貰ったらダメって言われたことないですか?」
私の返しに一同がまたしてもドン引く。
瑞希 「知らない人って・・・」
由早 「ひどいね。」
都花 「・・・うーん」
困った顔の都花とジト目の瑞希と由早。え?そんなに酷いこと言いましたか?茶園場の事知っているのって名前とチャラいくらいで後知りませんよ。逆に皆さんは何を知っていらっしゃるのですか?皆の反応につい心の中なのに敬語になってしまう。
紗希 「でも私よく知らないですよ。」
なんだか気圧されて小学生的な返しをしてしまった。
瑞希 「いっちゃんと私たちが仲良くなったきっかけ茶園場君だよ?」
晴天の霹靂です。衝撃の事実。そんなことありましたかね?そういえば都花とどうして絡むようになったのか冷静に考えてみる。答えは瑞希と仲がいいから。ではどうして瑞希と仲が良くなったのか?思い出せない・・・もしや若年性アルツハイマー。受験を控えて記憶障害とかいやだ。と怪訝な表情で思考していると呆れた様子の由早が視界に入りデコピンをしてきた。
紗希 「いたっ。顔はやめてください。」
怒るよりもとっさに顔の心配をした。傷物になったらどうするのですか。女子のしかも美少女の顔に危害を加えるとか正気の沙汰とは思えないです。
由早 「入学時のオリエンテーションでみぃちゃんが班決めで、すごくかわいい子見つけたって言って誘いたいねとか言っててさ。」
あ、なんかそれらしい事思い出してきたかも。
由早 「どうしようか悩んでいたら、茶園場君がいっちゃんを連れて来てくれたん忘れたん?」
え?それで連れてくるって盗み聞きですか?盗聴ですか?中一でオリエンテーションでわざわざ目立つ女子に世話を焼くとか昔からハート強かったのですね。
瑞希 「運命の出会いだったよね。」
かわいいもの大好きの瑞希は都花との出会いを思い出し酔いしれていた。大好きな猫を手に入れた時になるアヒル口の表情になっている。
都花 「茶園場君ね、同小だったんだよ。彼以外知っている人いなくて、私一人だったから、みぃちゃん達と出会えて、すごく感謝しているの。」
三人に賞賛されて茶園場モテじゃ無いですか。私よりも他の三人攻略する方がよくないですか?いや、逆説的に考えるなら私が一番攻略しやすいと考えたのか?安く見られたものですね。と茶園場に対してはあまりいい印象で思考が回らない。しかし都花と仲良くなれたファクターが茶園場であるならば彼がどんなにチャラくても、関東弁っぽくても感謝はするべきであると私のサイドエフェクトがそう告げている。
紗希 「把握。」
ぼーっとしているとまたデコピンを貰いそうなので短く返す。
由早 「じゃあ、茶園場君にチョコね。」
じゃあの意味が分からない。むしろ都花か瑞希が送るべきじゃないのですかこの場合。不服そうな顔の私をよそに由早は続ける。
由早 「茶園場君ふったんやったら雰囲気悪なるやん。でもチョコあげたら良くなると思わへん?まぁ受け取らんって可能性はあるけどね。」
あっけらかんとしていう由早さん策士。そして私のハードル高いし。受け取ってもらえないリスクまである。
紗希 「え?でも勘違いされたりのリスクとか、気を持たせるのも良くないんじゃないですか?」
勘違いでもされたらどう責任とってくれるのですか由早さん。そんな事は織り込み済みとばかりに不敵な笑みを浮かべる。すっと私のオデコの前に指を持って来て中指を親指で受けデコピンの構えを取る。デコピンされると思い体がビクッと強張ると「嘘」と笑いながらぎゅっとハグされた。え?何?新手のいじめですか?
由早 「なんだかんだゆーてるけど面倒臭いんやろ?」
はい。その通りです。
瑞希 「よく分かったね。」
正解と言わんばかりに瑞希が感心した。勝手に人の心情の正解を出さないでください。
由早 「紗希は私の物やからね。」
それは、違います。勝ち誇った由早にスルーを決め込むと都花が閃いたとばかりに由早と瑞希の間にタンっと両足を揃えたジャンプで飛び込み上目遣いで覗き込む。なにそれかわいいじゃないですか。
都花 「じゃあチルルとかどうかな?」
都花は自信たっぷりに一粒10~20円程度のキューブ型チョコを提案してきた。
瑞希 「あ、それいいね。気を持たせないし、受け取りやすい。」
都花 「仲直りって感じするよね。」
由早 「お財布にも優しいしね。」
三人で盛り上がっているが、途中からおかしい。仲直りってなんですか?元々仲よくないし、むしろ知らない人です。私的に今由早とギスギスしているのでチルルでいいですか?お財布にも優しいですし。本当にしたら怒るのでしょうね。
紗希 「面倒くさいですね・・・」
いろいろ考えているとつい本音が口から出てしまった。またしても困った顔の都花とジト目の瑞希と由早。正直な私を賞賛する者は誰もいない。
由早 「ほら私達が渡してもええんやけど紗希からが一番喜ぶんよ。ね、お願い。」
今度はお願いで懐柔しようとしてきましたよ。なぜそこまでして私を動かしたいのか分からない。私も意地になって拒否をする。
紗希 「瑞希が渡してもパッと見わからないですよ。」
都花 「替え玉!」
瑞希 「お姉ちゃん・・・」
私と瑞希を交互に見る都花とあきれる瑞希。こんな時だけお姉ちゃんて呼ばないでくださいよ。罪悪感とかやらかした感とか言ってはいけない事を言ってしまった感とかが半端ないじゃないですか。由早だけなら最近ひどいので乗り切ろうと思いましたが、瑞希と都花にまで言われたのなら仕方ない。はーっとため息をつきしぶしぶ承諾をする。最近押し切られてばかりですね。
紗希 「わかりましたよ。渡しますよ。」
私の返答に由早が満足げにアレンジを加えて復唱する。
由早 「紗希は茶園場君にバレンタインデーにチョコを渡す。」
ちょっと由早さん。悪意しか感じない変換ですよ。
瑞希 「由早ちゃんそれはちょっと・・・」
さっきまで徒党を組んでいた瑞希が離反した。姉思いの妹でお姉さん感激です。
由早 「もちろん紗希の本命は私だって分かっとうから安心してええよ。」
全然安心できない。むしろ心配の方が大きい。そういって私の左腕に抱き付き体を預けてくる。当たってるって、それとも何ですか私に対する挑発ですか?そんなことより歩きにくいのを何とかしたい。
都花 「じゃあ、私の本命はみぃちゃん!」
都花は控えめに瑞希の袖をくいっと引っ張る。都花にならかわいい妹を嫁にやってもいい。お幸せに。あ、でも由早から私を守ってくれる人がいなくなるのは困る。でも茶園場から話題がそれたのは良しとしよう。などと考えながら駅に着いた。




