4.コデックス装(コプト綴じ?)
コデックス装とひと言で言っても、糸のかがり方でコプト綴じとか、エチオピア綴じとか、いろいろ種類があるようですが、今回はそのうちのコプト綴じに挑戦!
のつもりで、どうやら綴じ方を少し間違ったみたいです。
どこをどう間違ったのか、よくわかってません。うーん、なんでだろう。途中までは良い感じだったんだけどなぁ……。
まず本体部分については自分で紙を折っても良かったんですが、いちいち紙を折るのが面倒くさかったので百均で購入したノート三冊を素材に使用します。
でも、わざわざ買ってこず、暇なときに要らない裏紙とかを適当に折り貯めてもよかったような気も……。
まあ、いっか。些細な出費だし。
これまでは、本体部分を作り終わってから表紙を作りましたが、今回は本体部分と表紙を一緒にかがっていくので、かがる前に表紙を作っておかないといけません。
そもそものコデックスでは、表紙は木の板を使っていたようですが、まあ、今の時代にわざわざ木の板の表紙を使う理由はありません。面倒くさいし、不便だし。
というわけで、手元で余っている厚紙と色のついた紙で表紙を作成しました。
適当に作った手抜きの表紙ですが、これで充分。
次に本体部分ですが。
まずは材料のノートを分解します。折られ重ねられた紙がホッチキスで留められているだけの簡単構造なので、分解も簡単。
ノートは三冊。そのまま使うなら、折丁は三つ。
でも、折丁が多いほうが見た目がいいかなと思ったので、ノートそれぞれを二つに分けて、折丁を六つにしました。
かがるのに使う針ですが、今回もレザークラフト用の針を使用しました。
これは先の尖った針じゃなくて先の丸まった針なので、前もって折丁に穴を空けていないとかがることができません
というわけで、折丁の背部分に穴を空けます。
穴の空け方は、製本の仕方が載った本によると、折丁を重ねて鋸引きして空ける、となっていますが、それだとなんか穴が大きくなりすぎる気が……。
今回使うノートの紙はふにゃふにゃの薄っぺらい紙なので、穴が大きすぎると強度が不安です。
なので、ちょっと手間だけど、折丁一つ一つにハンドドリルで穴を空けていきました。ガイドなしだと穴の位置がずれてしまうので、厚紙に穴空けの位置を書いてそれをガイドにしました。
全部の折丁に穴を空けて、これで準備は完了。
少し穴の位置がずれてるけど、許容範囲でしょう。試作品だしね。
で、表紙にも穴を空けて、折丁を重ねて置きます。
かがりの糸の通し方は、ちょっと言葉で説明できる自信はないので、興味のある方はご自分で調べていただければ……。
うん? 手抜きじゃないよ。ほんとだよ。
かがっていく、その途中はこんな感じです。
ここらまでは良い感じだったんですけどねぇ。
最後の折丁と表紙をかがった段階で、あれ、なんかおかしいな、と思ったんですけど……。もはや、どうしようもなく。とりあえず、最後まで続けました。
たぶん、かがり方を間違えたんだと思います。本に書いてある最後の糸の留め方ができませんでした。
さて、そうなると、どうするか。一からやり直すか、諦めてなんとか糸を留めるか。
結論。今回は試作品なのでこのまま糸を留めてしまいましょう。
そうなると、どうやって留めるかが問題です。
考えても良い方法が思いつかなかったのでよくある糸の留め方にしました。
ちょっと見た目が汚くなっちゃいました。残念。
これがページを開いたところ。おぉー、なんか糸が通ってるときれいな気がしますね。
かがりの最後がどうも納得いかないですけど、それ以外は充分満足です。
どうも、最後かその一つ前の折丁をかがる段階でそれまでと違うかがり方をしないといけなかったような……。
うーん、難しい。次に作る機会があれば、そこらへんに気をつけないと。
あとは、コデックス装の特徴なのかな? ページを開くと、折丁どうしの間に少し隙間が空いています。
背の部分を糊付けすればこの隙間はなくなるそうですが、このままでもなんか味があって良いかな、と。
とりあえず、今回はこれで完成です。
掛かった費用ですが、本体は百均のノートが三冊で三百三十円、かがった麻糸は使った長さがよくわからないので曖昧ですが、たぶん十円か二十円くらい。
表紙は余った切れ端で作っているので今回ノーカン。
というわけで、合計三百五十円くらいです。
以上、コデックス装でした。




