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おののき、そして厄災へ  作者: ハロ
3章高校3年生 見えない厄災編
32/36

31話 少しずつ近付いてくる恐怖

右肩が異様に重い。

ベッドで書いてると横に座られる。

仕事中、背後に立たれる。ほぼ真後ろ。

身の毛が立つ程、身震いをしてしまう。


書いてて色々と悩まされますが、アレと約束したので、最後まで書ききります。

階段を登る。

すると、最後の2段目で足首を掴まれる気がした。


階段だが、最後の2段までは空いており、寧ろ閉ざされている所で、急にそんな気持ちになるのだ。


怖いので、最後の2段は、タタタと駆け上がる。





やはり気のせいではない。

毎回、同じだ。ある日、弟と部屋で話をしていた。


「何か階段怖くない?」


「空いてる所から、誰か見てる気がする」


「でも、気のせいだよ」


「それよりも、最後の2段が気になるんだよ」


「え!?」


僕は凍り付いた!

まさか、弟までも同じ事を思っていたなんて!階段の空いたスペースは、成るべく気にしないようにはしていた。


「で、どう気になるんだ!?」


「足首を…………掴まれる気がする」


僕は絶句した!

ゾゾゾと背筋を寒気が走る!


「あのさ…………」


「………おい。まだあるのかよ?」


「ペタン、ペタンって音がするんだ…………兄さんかと思って、窓から階段を覗いたんだ」


僕はゴクリと唾を飲み込んだ!


「誰も居ないんだよ……………でも、ペタン、ペタンってさ!兄さん、どうすればいい」


「何をだよ?どうすればいいとか…………え?」


ペタン、ペタン。


「兄さん………だ、大丈夫だよね!?」


ペタン、ペタン、ペタン。


「おいおいおい!?階段登るのは誰だ!?あははは…………妹かもしれないし」


弟は僕の方を振り向く。

真っ白なくらい顔は真っ青になっていた!


「あいつは今日は泊まりだ。お父さんとお母さんも、飲み会で居ない」


「り、燐火だ!きっと!電話して、隠れてるのを暴いてやるさ!!」


僕は燐火に電話した。

家の中で、着信音は無い。


『奏介から電話してくれるなんて、珍しいじゃん!どうしたどうした?』


「あ、いや、その………燐火の声が聞きたくなったからだ」


『………ヤダ………でも、嬉しい♪』


「で、今何処?」


『生徒会のメンバーとだよ?響ちゃんと寿ちゃんと遊んでる!奏介も来る?マクドナルルドだよ!』


「いや、遠慮する。楽しんでよ。悪いし切るわ。じゃ」


『残念!じゃ、明日ね!』


弟は泣きそうになる。

僕も震えて、上手くスマホの操作が出来ないでいた。

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