#2 森ガール?
どすん!
いって〜…
腰がズキンズキンする。高いところから落ちたようだ…って、ここどこ?
周りは見渡す限りの木、木、木だ。
「よいしょっと…」
尻についた土を両手ではらう。さて、帰ろうか…でもどうやって?うーん…
なんか涼しくなったな…辺りを見回す。後ろを見た。俺は気を失いそうになった。普通の2倍程あろうかという、クマがいたのだ。俺は本能的に身構えた。しかし、クマの方は何もしてこない。首をかしげていると、クマの肩(?)あたりからひょこっと女の子が顔を出した。りんとしているけれど、まだあどけなさが残っている。緑色の髪の毛はさらさらしていていいにおいがしそうだ。おい、俺はなに考えているんだ、と顔を真っ赤にした。それを見て女の子はクスクス笑った。まぶしい笑顔だ。
「お兄さんはどこからきたの?」
「え、どこって…」
説明のしようがないじゃないか。そんなこと…
「いく場所はあるの?」
「いや…特に」
「じゃ、私の所に来てよ。いつも一人だから…」
と、女の子は言葉を切った。俺が顔に疑問の表情を浮かべると、
「お父さんもお母さんも死んじゃったの。私のちいさいころに…」
と、悲しそうな顔をした。とても、断れそうに無かった。すごく寂しそうだ。
「じゃ、君の家に…」
と、俺がいいかけるとキョトンとして、
「私、森に住んでるの」
今度は俺がキョトンとした。いわゆる森ガールか?
…続く…
中途半端に終わってしまいました。




