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友達以上、恋人未満の『幼馴染』へ。

作者:一条 いちか
もうあなたの視線に追われていたのは、私ではなかった。
今追わなくていいの?……でも、呼び止めてなんて言ったらいいの?


今更気付いたってどうしようもない。
些細な変化に1番に気付くのは私ではなく、彼女になってしまったのだから。

『どこで私が泣き崩れても、あなたは気づかない。』


冗談だよね?って笑えない。
友達以上恋人未満。
そんな関係に甘えていた罰。あなたの好きを先延ばしにした罰。優しく触れてくれる手を失ってから分かる。

『あなたが何よりも大切だってことに。』


声に出して好きだと言えたら、あの時、もし、もしもこの気持ちを……後悔に押し潰される。
分かっていても、隣にいないことが死ぬほど辛い。

『心が沈みそう。』


あなたが好きで胸の痛みは治らないけど、後悔の海で息継ぎを出来るようになるまで、一緒に辛い思いをしてくれてた人がいました。

『辛かったの同じだね。』




高校を卒業した鈴音。


『あなたの隣に立ちたい。』



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