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#48迷路で鬼ごっこをしています

「ペルさん…すごく疲れた顔してますよ。体調悪いんですか?」

「いや、体調は悪くないよ。ただ卒業式とバイト先が大変だっただけ…」

 私はココくんと一緒に子供たちと遊んでいた。うん、やっぱり小さい男の子とか小さい女の子とかは可愛いのう…私は角から子供たちを観察していた。今遊んでいる場所は、私が学校に行ってる間にミケが作った迷路。赤や青、緑や黄色などカラフルな迷路でこの迷路は1度入ると迷路の作りが変わる。まぁ、道と道を入れ替えたり出来る迷路。だから私もココくんを探すのに結構時間がかかった。だが、私にかかればココくんの匂いを辿ってすぐに見つけ出せるのだ!

 その理由は猫の嗅覚にある。猫の嗅覚は人間の嗅覚の数万倍から数十万倍ある。そしてその猫の嗅覚は、迷路の中でココくんを見つけるのに凄い役立った。あっという間に見つかったし…便利。そしてこの迷路での鬼ごっこの終了条件は、入ってから3時間経つか、私とココくんが捕まるかである。

「ペルさん、バイトをやってるんですか?」

「うん…一応、カフェで働いてるよ」

「カフェですか?ペルさんの事なので一応聞いておきますけど…メイドカフェじゃありませんよね」

「………そ、ソンナコトアルワケナイジャナイデスカ?」

 な、なんで勘付かれた。何、ペルちゃん=メイドカフェの店員さんって感じ…

「ペルさん、喋り方が片言になってますよ」

「そうかな。その参考までに教えていただいてもよろしいでしょうか?」

「なんで敬語何ですか?僕はただ、ペルさんがバイトするところなんてそういうところだと思ったので…」

「つまり、ココくんは私にメイド姿になって欲しいんだね」

「…誰もそんなこと言ってません」

「え〜けどけど、男の子…というかココくんぐらいの落としになると、女の子の体に無性に興味が湧くと思うんだけど…」

 ココくんは静かになる。もしかしてもしかして想像中か!流石、男の子…女の子の前でも悠長に想像とは…感服です!

「そんな湧きません。雪姉さんだけでもう満腹です」

「いやいや、実の姉とエッチな事したらまずいから…私とか良いと思うよ!」

「それ、ただエッチな事したいんじゃないんですか?」

「それは違うよ…」

「怪しいです」

 また、勘付かれた。もしかしてココくんには潜在的に相手の心を読む能力が…

「あ、ペルお姉ちゃんとココお姉ちゃん、見っけ!」

「ペルさん…鬼に見つかってしまいましたよ。早く逃げますよ…そして僕は男の子です!」

「ココお姉ちゃん、ファイト!私はあの女の子と男の子に捕まって、一回命令されるの!」

「何行ってるんですか…ペルさん、鬼ごっこは捕まっちゃいけないゲームなのに「私はあの女の子と男の子に捕まって一回命令されるの!」なんて言ってる人、そういませんよ…それに今何気にココお姉ちゃんって言いませんでしたか?」

「言ったよ〜ココお姉ちゃん!」

「僕は男の子です!」

 これはアレだ。ココちゃんの心を黒く染めれる…

「え〜ペルお姉ちゃんからしたら、女の子にも見えなくはないんだけど…意外と世間一帯では、ボクっ娘流行るかもよ!」

「そんな物…流行りませんよ」

 私たちは後ろに飛び去る。流石に交渉が成功していない今の時点で捕まるのはアレだ。私たちは走りながら話をする。

「じゃあ今、男の子って証明してよ」

「…別に良いですけど、どうすれば良いんですか?」

「じゃあ服脱いで!」

「ペルちゃん…死にたいですか?」

「ココお姉ちゃん…そんな酷い言葉使っちゃダメだよ」

「ペルさん…まず、あなたのそのエッチな思考をどうにかしてくれれば、僕もこんな酷い言葉使いませんよ」

 今、ココお姉ちゃんで拒絶しなかった。これからしばらく使えるかも…

「じゃあ…しょうがない。服を脱ぐのがダメだったら……だを触らせて!」

 ヤバ…目の前に壁が…行き止まりか。私たちは壁に全力ダッシュ!そして壁に足をつけて、壁からまたジャンプ!そして子供たちの後ろに華麗かつ綺麗に着地。よくアニメキャラで壁を走る名シーンとかあるじゃん。それってやってみたくなるよね!

 ココくんは子供たちを大きく飛び越える。え、熊ってあんなに脚力あるんだ。熊ってなんか木の上にいる鳥を取ろうとしてジャンプしたけど届かなくて落ちちゃうイメージがあるんだけど…なんかそんな熊可愛くない!だって届くって思ってたのに届かなかったんだよ…

 ココくんが私の隣に追いつくと

「ペルさん、すみません。うまく聞き取れませんでした」

「え〜もう一回言うの?」

「すみません…」

 もう…ココくんじゃなかったら、2度も言わないよ〜

「だから…体を触らして!身体検査ってやつ!」

「……ペルさん、そのエッチな頭どうにかしてください」

 私は子供達という可愛い鬼から逃げ切ってしまった事を心のどこかで悲しんでいた。まぁ、ココくんと現実リアルで出来れば、我が人生…一片の悔いなし!

「………無理!」

「無理じゃないです。なんでそんなにエッチな思考してるんですか?僕は悲しくなります…」

「ココくん…良い方法があるよ!」

「何ですか?」

「ココくんもエッチな子になれば良いよ!」

 ココくんは何故かすぐにいつもの「な、なんて事言ってるんですか!僕がエッチな子にあるわけないじゃないですか!」っていうと思ってたけど何故か考えている。これは意外とココくんもエッチな領域に足を踏み入れてる?

「お姉ちゃんたち、タッチ!」

「「えっ!」」

次回予告

私はお仕置きを楽しみに待ち…ココくんはすごいガッカリしている。お仕置きの内容何かな?私としてはエッチな事がいい!

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