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プロローグ
「どうしてこうなった」
俺は今、自宅の居間で幼女に抱きつかれている。見知らぬ幼女にだ。
そこら辺を歩いている、いたいけな子供を自宅に連れ込んだわけではない。俺にはそのような趣味がないことだけは言っておこう。
では、この子はどこからやって来たのか? それは分かっている、俺の目の前にあるこの鏡からだ。
どうやらこの鏡は魔界と言う所に繋がっているらしい。そんなものあるわけがないと言いたいが、この光景を見る限り信じざるを得ない。
これまでの常識の世界がどこか遠くへ行ったように感じる。
さよなら、日常。そしてこんにちは、非日常。




