29話 男の人?
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純が聞こえた、誰かと喧嘩をしているであろう方へ目線を向けると
「う、うぅぅぅ 何よ、、、何よ何よっ!そんな理由で別れるなんて酷いわっ ううぅぅぅ」
電話で喧嘩をしてたのか その近くにスマホが落ちている横で 綺麗に巻いてあるだろう長い髪を乱し 女の子座りで泣き崩れている ガタイがいい男性がいた
「マイケルのバカっ!!!ううぅぅぅぅっ!!」
え、あれって男の人、、、?え、えっと 電話で別れ話、、、?相手って男なのかな??
「ママ!あれってオカマ??」
「しっ!だめよ!見てはいけませんよ」
「えー!だって!あれオカマだよ!」
「ーーーっ!ほらっ行きますよ!」
純の近くにいた親子がその場から離れるように立ち去っていったのだが、泣き崩れている男性?へ、周りはコソコソと冷やか目で見ていた
「うわっ オカマじゃんっ!」
「お前 掘られてこいよ!」
「無理だってっ!キモいだろ」
「いやーね 何なのよあれ」
「別れ話をされて泣いてるのよ」
「ふふふ そんなの無理に決まってるわよね」
「そーよね ふふっ」
周りに居た人々は泣いてる男性?へ 言いたい事を言って軽蔑していた
「あ、あの、、、 」
「ーーーーぅぅぅっ!ーーーん?」
「良かったら このハンカチ使ってください、、、」
「まあ、、、あ、ありがとう、、、優しいのね」
「いえ、、、」
そんな中、周りから軽蔑されていた男性に近づきハンカチを渡したのは人見知りである純であった
オカマ?だった事には びっくりしたけども、だからってそんな勝手にあれこれ決めつけて言わなくてもいいじゃん。それに、、、自分が学生時代にイジメられた事を思い出してしまい ついハンカチを渡してしまった
もしかしたら自分と重ねてしまったんだと思う
「うぅぅっ、、、 ごめんなさいね。こんなに泣き喚いてるなんてバカよね、、、」
純からハンカチを受け取った男性?は、涙を拭いてから立ちあがったのだが男性は身長が高かった
わっ!マッチョだ!身長も高いっ!180ぐらいあるのかな?それにすごい男前の美形だ!長髪だけども 顔が美形だからかとても似合っている、、、 だけど、、、 なんでこんな真冬なのにタンクトップに こんなに短いズボンを履いてるのかな、、、寒くないのかな?
「いや、、、 別れ話されたら悲しいですよね、、、」
「そ、そうよねっ!?マ、マイケルーー!うぅぅぅっ!!」
先ほどの電話での事を思い出して また泣き出してしまった
「ーーーーあっ!あ、あの!とりあえず どこかで座って落ち着きましょうっ!?」
「ーーーーーうぅぅぅぅっ」
純は また泣き出してしまった男性?を連れて ショッピングモールから出た。まだ周りから冷めた目線を感じてしまい 自分もその場にいるのが我慢できず 逃げてしまいたくなったが この人を放置をするのも悪いと思い 泣いてるのもお構いなしに目の前の人の手を引っ張り外へ連れ出した
「ーーーーーーーうぅぅ あ、ありがとう、、、とても迷惑をかけてしまったわね、、、」
「あー いえ、とんでもないです、、、」
なんで、外に連れ出して 近くにあったベンチに一緒に座ってるんだろう、、、?あの時は ついハンカチ渡してしまって あの場に放置するのも申し訳ないと思って連れ出してしまったけど、、、
「このハンカチはどうしましょう、、、?洗って返すわ」
「だ、大丈夫ですよ、高いものでもないので返さなくても」
「だめよ!優しくしてもらったのにっーーーーあっ!なら クレープはどうかしら?あそこのクレープ屋さん美味しいのよ ハンカチのお返しよっ!」
「いや、大丈夫です!そんなお返しなんてっ」
「いいのいいの!ワタシからのお礼なんだから もらってほしいわっ!何が好きかしら?ワタシのチョイスでもいいかしら?」
「あ、、、えと、、、その、、、」
「ブリュレのクレープがすごい美味しいからオススメなのよぉ!」
「ーーーーーなら、オススメで、、、」
「任せて!いい子に待ってるのよ?買ってくるわっ!」
勢いに負けてしまったのか逃げる事も出来ずに クレープを買いに行ったあの人を見送る事しか出来なかった
え、、、ちょっと、本当にいいのにっ!
どーしよ、、、
オネェさんっ!!笑
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