第1章 13話『学園寮』
そうこうしている間に学園についた。
ちなみにシイナの実家から列車で1時間もかからないようなところだから、頑張れば家から通えるが、全寮制の為それは出来ない。
王都のものは大半この学園を卒業している。
もちろん、王子や姫も例外ではない。
そしてこの学園はこの大陸の中で一番大きく、色々な場所から生徒がやってくる。
「うわぁ~、結構でかいなぁ…。俺が通ってた学校の軽く3倍はありそうだな…。」
「そりゃそうよ。この大陸で一番大きな学園なんですから。」
「へぇ~、ところでこれからどうするんだ??」
「そりゃ、今から学園寮に行って、部屋へ荷物を置きに行くのよ。それから今日は学校の中を探検しましょう。」
「それいいわねシイナ、じゃあまずは寮に行きましょうか。」
「おう。」
こうして俺たちはまず寮に向かった。
寮はとてもでかくて何棟もあった。
まず寮の中でも一番大きな棟のカウンターに向う事になった。
大体、そこが手続きの場所となっているらしい。
「こんにちは、今日からこちらでお世話になります、マリー・J・シイナです。部屋の番号を教えて下さいませんか??」
「はい、こんにちは、私はこの寮の管理をしている、メアリー・K・レインよ。御連れの方もかな??」
「はい、俺は神堂 司です。」
「私はフランク・P・ジュリアですわ。」
「俺はフランク・Pカエイだ。」
「分りました、少々お待ちになって。」
そういうと彼女は一冊の本を持ち、呪文を唱え始めた。
多分探査と言う魔法の一種だろう。
すると、その本は勝手にページがめくられていき、ある場所で止まった。
「はい、わかりました。シイナさんと司君は同じ部屋で、ここ第1棟の最上階の5003号室です。それから、フランク家の兄妹もこの棟の最上階で5006号室です。何かあればまた尋ねに来てください。」
「ありがとうございます、でわ失礼します。」
こうして無事に、部屋に辿り着いた。
部屋の鍵は特殊で、複製は絶対に不可能なものらしい。
それで鍵を開けて、部屋に入った。
部屋の中は広くリビング、キッチン、ダイニング、それとバスルームに御手洗い、ベッドルームが何故か、4つもあった。
「シイナ、なぜベットルームが4つもあるんだ??」
「私も知らないけれど、友達を呼んでもいいんじゃないかしら??」
「へぇ、まぁいいや。それより、制服があるけど、これ少し小さいんだよなぁ…。」
「まぁ、ちょっと間違えたのかしら…。」
「集合前にロビーでかえてもらうかな。」
「そうね…、ところでツカサは料理って出来るの??」
「出来るけど??あっ、でもこの世界の調味料とか食べ物わかんねぇや…。シイナは出来るのか??」
「一応ね、何でも出来なきゃダメ、ってのが家の家訓みたいだし…。」
「じゃあ時間があるときは一緒につくってもいいな。」
「いいわね。じゃあとりあえず、ロビーでカエイ達を待ちましょうか。」
「そうだね、じゃあひとまず、ロビーにでも行こうか。」
こうして制服を片手にロビーへと向かった。