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66/68

気合でなんとかしてみた

○=2、◇=3、□=4

●=6、◆=7、■=8・・・パターンA


もしくは


□=2、◆=3、○=4

■=6、◇=7、●=8・・・パターンB


の、どちらかだろういうことは絞り込めた。

改めて書き直してみると

パターンAは『黒の記号-白の記号=4』となるのに対し

パターンBは3、7の組み合わせだけが逆になる。

どう見てもパターンAの方が法則に則っている。

逆にそれが罠の可能性もあるが

一刻を争うと言われていたし、悩んだって進めない。

慎重に行きたいところだが進めないんじゃ話にならない。


イチバチでパターンAを入力してみると

あっけないほど簡単に扉が開いた。

どうやら魔法陣で合っていたようだ。


扉をくぐると次は白い世界だった。

やはり先が見えない。

白く果てしない道を進み続けたが

何かがおかしい。

どれだけ歩き続けたか分からないが

疲れてくるのは当然だとしても

段々と前に進みづらくなってきている。

それと同時に、足元が近づいてきている気もする。

ついでに、時折見える手の指が細くなっていってる。


一度座って休憩を取ることにしたが

なかなか疲れが取れない。

手を見るとシワだらけだ。


「なんじゃ、こりゃああああああああっ!?」


シワだけじゃなくシミもついている。

どう見たって老人の手だ。


『お爺ちゃん、どうしたの?』


「誰だ!?」


不意に声をかけられ問いかけるが姿はない。

子供の声だったが、誰もいないし気のせいだったんだろう。


『お爺ちゃんはどんな大人になりたかったの?』

『お爺ちゃんはどうしたかったの?』

『お爺ちゃんは後悔しなかったの?』

『お爺ちゃんは・・・』

『お爺ちゃん・・・』


子供達の声だけがやけに響く。

響く声に耳を塞いで歩こうとするが

既にこの身は全体が老人なのだろう。

なかなか思うように進めない。


『ねぇ、お爺ちゃん。

お爺ちゃんはどうして諦めないの?

諦めたほうがずっと楽だよ。』


「諦めるくらいなら、最初からやってねぇ。

歩き続けるって決めたんなら

前向きだろうが後ろ向きだろうが歩き続ける。

立ち止まったりはしねぇ。

それが俺の意地だ。」


無数に響く声の中、何故か心に残った問に答えた。


『意地を張っても辛いだけじゃないの?』


「意地だろうが自己満足だろうが

辛かろうが何だろうが

俺が自分で決めたことだ。

お前らに、とやかく、言われる筋合いは無ぇ!!」


歩みを止めることなく、なかばヤケクソになって叫ぶ。

老人になって体力が限界だったのか転んだ。

体に力が入らないし立てない。


『転んじゃったね。

立てないみたいだね。

それでも諦めないの?』


「諦めるかどうかは俺が決めることだ。

俺じゃねぇお前らは引っ込んでろ!!」


歩けないなら這ってでも進もうと

手を伸ばした先には、

今まで存在しなかった扉が

開かれた状態で鎮座していた。


扉はまであと少し、ほんの1メートルも無い

手を伸ばせば届きそうな僅かな距離。

しかし歩けない、這えない。

ならば、


「ああああああああああああっ!!

だらっしゃあああああああああああっ!!」


気合で転がったら進めた。

というわけで魔方陣の解答編+αでした。

「答えはこっちですよね?」みたいな感想があるかなと思って

正直、期待してましたが無かったです。


まぁ、元々感想自体が皆無みたいな作品なんで気にしてないっちゃ

気にしてませんし、気になりませんが。


どうやら話数多い(?)割に感想が少ない作品という

新ジャンルを確立中のようですw

話数の割にここまで感想が少ない作品って

たぶん他に無いんじゃないですかね。

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