表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/113

第61話 彼女の傍観者―もう一つの視線― 第7話 離婚 

あの「呼び出し」から、数ヶ月後。


瞳から、離婚を切り出された。


康介は静かに受け入れた。


驚きはしなかった。


――そうか。あの男と、瞳は。


でも、それ以上は何も言わなかった。言えるはずがなかった。言えるはずがなかった。


「わかった」


それだけだった。



「彼と話す時の、少し照れたような表情」


「誰かを想う時の、遠くを見る目」


そうか。相手は——あの匿名の主だった。


康介は、離婚届に印を押しながら、何も言わなかった。


でも、心の中で思った。


「見続けよう。これからも。」


それが、彼にできる唯一のことのように思えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ