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異世界恋愛短編

後宮に咲く花~二人の秘密の時間

ローリング伯爵家の長女シェルビーは頭を抱えた。父親が騙されて多額の借金を抱えたのだ。爵位を返上するしかないのかと悩む中、茶会で聞いた側室のことを思い出す。

この国の王族は初代国王と聖獣との逸話があり、聖獣の血を引くため子供ができにくいという体質らしい。そのため側室を娶り、子供ができた側室を王妃とする古くから続く習わしがあった。とうとう9人目の側室が後宮をさり、王太子は10人目の側室を募集しているという。

側室になれば、支度金、給金、さらには後宮から下がる時に今後のための金品が支払われる。シェルビーは借金返済をするために10人目の側室になることを決めた。家族のために側室として後宮へ入る。

ところが王太子は初夜をすっぽかした。

※一部、指摘があり内容を改変しています。大まかな流れは変わっていません。
※ノベルバ様にて、コンテスト用に改稿しています。コンテスト終了まで非公開です。(2024-02-07~
伯爵家の事情
2019/12/11 08:00
10人目の側室
2019/12/11 08:00
新しい出会い
2019/12/11 08:00
王太子の事情
2019/12/11 08:00
二人の距離
2019/12/11 08:00
招かれざる訪問者
2019/12/11 08:00
色々と? 色々と
2019/12/11 08:00
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