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マグノリア王国。
着想の経緯を記します。
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およそ四半世紀前、私の所属していたオリジナルオンリーのサークルは消滅しました。
友達の紹介で参加しました。
プロデビューされた方が数人いらして、徐々にフェイドアウトという感じでしょうか。
直線距離で190キロ。
最後に郵送した原稿はその地で灰になっていることでしょう。
色々な事が重なり合って、漫画もイラストも描かなくなりました。
それから幾星霜、唐突に会社都合で無職になりました。
左目の不調があったので、丁度良いと思い手術する事にしました。
術後は重いものは持てないし、ひと月は愛する猫を触れないしで、大変に暇を持て余しておりました。
Kindle Unlimitedで本を読み漁りました。特に今まで読んだことの無いようなジャンルを。
『ドアマットヒロインもの』
『溺愛もの』
『悪役令嬢もの』
物によっては一冊二時間ほどで読めてしまうので、かなりの冊数を読んだと思います。
猫のお触り禁止が解けた頃、猫が食欲増進剤を飲み始めました。
一度にあげると吐くので、夜中も30分おきに給餌しました。ほぼ毎日徹夜です。
いい加減Kindle Unlimitedや、Web小説で気になるものがなくなってきました。
そこでつらつらと考え始めてしまったのです。
『お前を愛する事はない』
で、始まるストーリーを。




